足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

米国が生んだ金の卵

2021-07-09 15:47:15 | 投資戦略

ウォーレン・バフェットの運用手法はその時どきによって変化する。

ポートフォリオを組んでの運用であるが、運用スタイルはその時どきに応じて変遷してきた。年金運用のように投資銘柄への資金配分を行うのではなく、独自の判断で市場平均を上回る株価が期待できる業種に資金配分を決める。

最近のケースでは、バフェット自身が米国株の代名詞のような存在になったアップルに注力し米国株のシンボル的な存在と位置づける。

次のようにレポートしている。

「持ち株のアップルの株価は$144の新高値に上昇した。3年前に投資を始め3倍になった。一部を手放さなかったら4倍になった。」

直近の株主総会でバフェット自らが「アップルの一部を手放したことは失敗であった」と株主に頭を下げた。

現在のアップルの所有株は1280億ドルにのぼる。配当金だけでも7億9100ドルだ。

米国で時価総額がNo1の企業の驀進はこれからも止まりそうにはない。彼にとっては米国株が生んだ金の卵的な存在とみる。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする