ビットコインへの人気が集中している。カナダではパーパス・ビットコインETFが2月に上場され、2ヵ月で10億ドルを超える人気商品になった。米国での発行に先駆けての公開であったが早くも規模は10億ドル(1100億ドル)を突破した。
米国でもカナダの後を追いかけて金融関連8社が関連商品の公開の手続き申請をしており、時間の問題で相次いで公開される予定。
ビットコインに直接投資するよりもETFには市場性があり、個人投資家にも利便性が高い。
これまで仮想通貨として人気があり、簡単に投資家の人気が10億ドルを突破するのは先行きの有望性を見込む機関投資家、個人などの直感による関心の高まりである。ETFに商品化すると市場性が出てきて売買が容易になる。この種の商品の公開で人気が一気に高まる。
日本と異なりカナダでは先行き未知数の商品であっても、新規公開の人気が今後の投資の有望性の尺度になる。
日本でもビットコインへの個人の売買が進んでいるが、ETFに商品化すると市場性が出てくるのが大きな魅力である。
本欄での紹介する新商品には流動性に問題がなければ、思わぬ魅力ある商品が今後とも出現するチャンスが増えてくる。