足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

トランプ大統領のお年玉・・・米中問題が進展

2020-01-01 18:36:35 | 投資戦略
明けましておめでとうございます。
NYダウ平均が昨日の最終商いで+76.30と急上昇した。
年末を控え機関投資家やヘッジファンドの慎重姿勢が出ていた。先日は183ドル安となったが、2019年末の最終日には反発し28,538.44ドルで引けた。
昨年の後半はトランプ大統領が中国代表との通商問題の交渉の采配に当たっていたが、年末の区切りを意識し第1段回での交渉で自らも乗り出しの問題解決に当たった。年末の話し合いで両国の代表団の妥協が成立し交渉の進展で事態は好転した。
昨日、ウォール街で注目されたのは関税問題の処理について陰の指揮官としてピーター・ナバロという人物が突然顔を出した。
トランプ大統領の信認が極めて厚いことが明らかになった。ホワイトハウスでの国家通商会議の米側の権限を影で握ってきた人物のようだ。
もともと中国脅威論に挑戦するため陰に立ってきた人物で、トランプ大統領の性格に似た現実論者である。
引き続き新年から始まる通商交渉の第2段階でも交渉の権限を大統領から預けられ、トランプ人気の盛り上げに配慮しながら、2020年中に貿易問題の進展を操っていくことが明確になった。
トランプ人気を盛り上げに、彼は株式相場の動向にも昨日は言及した。交渉の決裂寸前に彼が中国から妥協をとり第一段階の交渉の終焉に大きく貢献した。

今回のように第一段階の交渉がまつとまったあと、トランプ大統領を脇において「先行き2020年の株価は32,000ドル台を目指して上昇すると」とわざわざ声明を発表した。それに続いてトランプ大統領もピーター・ナバロの発言の後を追いかけた。2人の呼吸はぴったりと合っている。
米中間の妥協がトランプ大統領の発言より一足早く市場に流れたことは驚きであった。
昨日はトランプ大統領が第2段階の米中会談の前に進展を急ぐため、中国に自ら出かけることを示唆した。現政権にとっては今年の大統領選を意識した政策のスピーディな展開が期待される。
今後の相場はナバロの言動に大きな関心を持っていくだろう。
トランプ大統領はツイターで第2段階の交渉には自らが乗り出し、中国へ飛ぶことに言及した。
新年早々、ウォール街には予期せぬ大きなお年玉が送られた。
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