足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

NY市場の強気筋が持ちこたえられる?

2019-11-02 17:05:03 | 投資戦略
目先の天井論がしばしば議論されるなか、NY株は力強く新高値を切り上げてきた。世界の株価を牽引するが、ウォール街では冷めた見方をとる向きも増えてきた。
新高値の記録が出るに「目先に警戒信号が発信」という見方が出てきた。
先週は月間の雇用統計が発表になったが10月は12万8000人とエコノミストの事前の予想7万5000人を大きく上回り、新規雇用は12万6000人とビッグ・サプライズになった。GMのストライキもあったが、一時的なマイナス要因を吹き飛ばした。失業者数の減少が好調な新規雇用数につながった。
中国との通商交渉の影響が出て輸出が大きく伸び悩むというのがエコノミストの予想であったが、好調な雇用市場が継続した。
株価指数の新高値が続くのは、現在発表中の第3四半期の企業業績の鈍化とは全く反対の現象である。
経営者の先行きの見通しは慎重であり、米国株のシンボル的なアップル、アマゾン、グーグルなどの大型成長企業の業績には先行き暗雲が出てきたのは、投資家が全く無視した現象である。雇用統計の悪化を市場は無視してしまった感じである。時間当たりの賃金(10月)は伸び悩み、労働者の景気の鈍化を実感しはじめた。
米連銀が不況に対して保険をかける行動に出始めたが、来年の大頭領選を控えてトランプ大統領と連銀との間には激しい火花が散りそうである。
この真実に株価が直面することになるが、相場のトレンドに大きな衝撃が出る可能性は無視できない。
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