足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

NY株が史上最高値

2018-10-03 09:34:04 | 投資戦略
NY株は100ドル以上急騰し9月21日の高値を上回った。インテルに買い人気が集まり3.5%も上昇した。
ダウ平均株価よりも指数への採用銘柄数のはるかに大きいS&P500は小幅安、ナスダック指数も下落した。
ハイテク株のシンボル的な存在のインテルは+3.5%、ボーイングは史上最高値になった。
指数ではナスダック指数が安かったが、人気株のアマゾンが1.6%下落した。最近は個人投資家の間での人気が高まっていただけに、相場の柱が軟化すると全体の人気には影響を与える。アマゾンは労働者の最低賃金を引き上げた。新製品の好調な人気が背景にある。
人気株のフエィス・ブックは2%急落した。
政府が話し合ってきた関税問題ではメキシコ、カナダとの間で合意ができた。関税問題の決着でボーイング、キャタビラーの株価が買われた。いずれもトランプ関連銘柄である。
この2国間以外との関税問題は交渉中で、交渉はこれから山場を迎える。
株価指数は史上最高値をつけたが、先行きの相場観が一致せず、機関投資家の間でも慎重論が増加している。