足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

方向観のない適温相場

2018-02-21 08:00:24 | 投資戦略
1月相場とは異なりNY株の2月にはいってからは方向観が定まらない。
昨日は6日間の上昇後254ドル急落した。
今週は水曜日に米連銀の1月の議事録が発表される。イエレン議長の最後の会合である。
相場環境の方向観は明確でないが、現在の相場を評して「適温相場」という表現が飛び交う。方向観を失ったが、「安くもなく、高くもない」という意味だ。運用者にとっては勝負を賭ける環境ではない。最近、さかんに使われるようになった相場の世界の言葉だ。
好調な企業業績、トランプ減税と相場の下値をささえる材料があり、弱気筋もうかつには動けない。
ヨーロッパ株は上昇した。一方、東京市場は大幅安である。地域別に相場の方向が異なるのも世界の投資家の気迷いの現象である。
ビットコインが上昇した。日本でも先行きに懐疑を持つ向きが増え、相場は下落したが、最近は日本よりもNY市場が牽引して回復基調にはいってきた。本日は株価とビットコインの相関度は全くみられない。

株式投資は先行きテーマで投資するのでなく、個別銘柄の物色が中心になってきた。今週も1銘柄に絞って注目株を選択した。
コメント
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