足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
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アップルが急騰・・・大手投資家が動かす

2013-08-14 07:33:26 | 株式

 ウォール街の株価形成の合理性が印象付けられた1日であった。

 いまや米国の有数のアクティビストのカール・アイカーンが「最近、アップルに大きなポジションをとった。株価は下がり過ぎだ。本日、アップルの経営者ティム・クックと会談した」とツイッターで語るや株価は急騰した。

 アップル(AAPL)の株価は昨年9月に$705を付けたあと、大幅に下落し約半値の$385まで下落していた。

 アイカーンのツッターが流れるや買い物が殺到し一時は5%高になった。

 かつてのIBMやマイクロ・ソフトのように米国のハイテク企業のシンボル的な存在になったアップルだが、手元流動性1460億ドル(14兆円)を抱える金持ち企業だ。アップルも自社株は割安と認め自社株買いの意向を示したほか、910日にはiPhoneの新型機種を販売し、引き続きiPadの新型も出すことが明らかになっている。

 アップルは昨年9月に株価がピークを付けるまでは機関投資家、ヘッジファンド、個人投資家と幅広い層から人気を集めてきた。

 最近、カール・アイカーンはデルの経営陣のMBOに反対して対抗して株式を集め、健康食品ハーバライフの仕手戦にも買い方に回りソロスと共同歩調をとってきた。

 彼のおかげで、いまやアクティビストのイメージは株式市場の保安官的な役割にのしあがってきた。

市場が間違った方向に株価を誘導するときには、自ら出動して力をもって間違いを正す。ウォール街のもつ合理性を守る。世界の投資家の資金を引き付けるウォール街の存在感の高まりに大きな役割を果たす。東京市場には欠けている合理性である。

 

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