足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

グレートローテーションを考える

2013-08-13 07:45:11 | 株式

ウォール街でも「夏枯れ」ムードが強い。

 目先の方向感ははっきりしないが、これまで相場の行方に大きく影響してきた米連銀は夏休みにはいっていり政治も一服。

 そんななかで目先は別として投資の世界で確実にいえることがある。それは株式投資へ資金の流れが大きな移動を始めた初期段階が確認できたということだ。

 最近の流行語でいえば「グレートローテーション」(Great Rotation)だ。

 21世紀にはいって以来、資金は株式投資でなく債券投資の方に向かいリスク忌避のトレンドが続いてきた。クライマックスになったのがリーマンショックとユーロ危機である。

 ウォール街では、この人気が反転し6月からは債券から株式へのシフトが統計面では明確化した。

 ごく最近の現象として注目されるのは中国、アフリカ、ロシア、インドなど新興国の株式市場にも資金の流入の復活の兆しが出てきたことだ。

 日々の相場を追いかけていると、この種のトレンドはつい見落とすが、ウォーレン・バフェットのように20~30年先のことを考えて資産運用をする投資家には株式への「グレートローテ―ション」は資産運用の大きなよりどころになる。

 彼はリーマンショック時にも安全資産の金へ関心を持つ代わりに20年先のNYダウ平均、ロンドンFT指数、日経平均をレバレッジを効かし指数取引での買いの作戦を実行した。早くも5年にしてその果実が大きく投資収益に顕在してきた。今日の到来を読んだ。

 債券から株式へのローテーションはいま始まったばかりだ。

 東京市場でも予想外の夏場の調整に直面して割安株が続出してきた。

 トヨタ自(7203)が相対的な強さを発揮した。それに比べて富士重工業(7270)が大幅安になった。買い場にきたとみる。

 

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