“タンスからお金が出てきた”
ウォール街での率直な印象である。先週木曜日から始まった上げ相場は+423ドル→+125ドル→+213ドルと3連騰になった。
こんな経験則がある(almanac)。
「1週間で5%以上の暴落を経験したあとの過去39回の相場は、その後+18.5%上がる」という。ギリシア問題を発端に日本の震災、米景気の減速、米国債の格下げと悪材料が相次いだ。
しかし震災で苦しんだ日本のGDPが第3四半期には年率+5%以上の回復を示す可能性が出てきた。昨日のウォール街では株価の買い材料視された。
市場では逆行していた時計の針が正常に戻った印象である。
昨日のウォール街では金融、エネルギーが相場をけん引した。反騰相場の条件の一つでる。ウォーレン・バフェットが静かに株を買った。これまで所有していたマスターカード(MA)の株式を買い増したし、新しくダラーゼネラル(DG)を買った。最近3年間の投資のスピードはいままでに見られない早さである。常識ではとうてい出来ない投資戦略である。
東京市場でも買いたい銘柄が増えてきた。
ゲームソフト関連の銘柄がモバイル時代の流れに乗り市場の主役のひとつになった。日経新聞での露出度も多くなってきた。
このセクターに注力したい。