本日の株価指数をみると日経平均-0.29%、第2部+0.61%、日経ジャスダック+0.44%、マザーズ+0.34%、ヘラクレス+0.99%であった。
小型株や新興市場の銘柄に活気が出てきた感じがする。感じだけではない。
個人投資家が支配するIPO(新規公開)市場には、往年の人気を彷彿とさせてくれる動きが蘇ってきた。
昨日公開したマネーパートナーズ(8732・HC)は一時は波乱はしたが、結局、2日目の本日はストップ高の「買い気配」で終わった。
本日公開のネットインデックス(6634・JQ)とインフォテリア(3853・マ)は「買い気配」のまま初値は形成できなかった。両銘柄ともIT関連であり、大手の関連企業の業績がもたついているのに、着実に成長路線を走っている。
「投資家は良く知っている」とつくづく関心させられるが、株価判断に合理性が出てきてる。
インフォテリアはわれわれの理論価格をはるかに超える人気である。会社がいう「ITのカフェテリ」とうメッセージが市場に伝わった。
ネットインデックスは理論株価で説明ができる。
これらの動きをみていると新興市場への人気の回帰がみられる。個人投資家のセンチメントの復活である。