あんのん雑記

愛媛県西予市野村町の慈雲山安穏寺、
住職の雑記です

霧の中、彼は立ち続けるのだ

2012年02月08日 | 日記
雨がしとしと降り、少々霧がかっている。

谷間の道路とダム湖を隔てるガードレールに彼は居た…


彼と会うのは3度目だ。

決まって、雨が降るか降らないかで少し霧がかっているとき、

しっとりとした空気の中、彼は悠然と羽を休めるのだ…




そう鳥です、猛禽類です。

かなりの大きさで、頭の後ろに白い羽毛がパンキッシュにつんつんしてます。

初めて見たのは確か2~3年前くらいの曇天の日、

「トンビにしてはでかい…

 頭がつんつんしてる…
           そうだクマタカだ!」



ここで、私の中で彼は「クマタカ」になりました。正直、鳥に詳しくないので確証はありません(笑)。

ただ、クマタカの生息地とされる地域の周辺ではあります…



霧の中、悠然と佇む姿は王者の風格を感じます。

今日みたいな日、そこの道を通るときはいつも出会えないか密かに楽しみにしています。

写真に収めようと近づくとさすがに逃げます。

イラストみたいな感じです…まったく良さが伝わりませんね