African Beads Art -見上げる空にアフリカの夢-

ZUVALANGAがアフリカで出逢ったビーズワイヤーアート、南部アフリカの人々、自然、動物、文化。

雨の2日目。青空の下、鳥とクリフの3日目

2023-12-27 05:04:20 | 旅へ

南アフリカヨハネスブルグ滞在2日目は、久々に体験した大雨の一日。

予定の変更を余儀なくされた。

少し時差ぼけと長距離移動の疲れもあったり、

クリスマス当日はほとんどの店が14時までということもあり、

雨音を聞きながらゆっくりと雑誌を楽しむ良い日になった。

少し季節のずれた大雨だけれど、久々の雨に人も植物も土も喜んでいるとB&Bのオーナーさんが話してくれた。

宿泊しているB&Bについては後述するとして^^

↑南アフリカでは内容の濃いネイチャー雑誌が500円前後で手に入る。今回はクールなポスター付き!

 

一転、3日目は曇りからの良い天候に恵まれ、

朝から鳥博士の友人とバードウォッチングを楽しんだ。

友人宅があるコンプレックス(たくさんの住宅がエレクトリックフェンスに囲まれた場所)内の公園に7時集合。

昔、ヨハネスブル滞在時にご近所だった彼は、出会ったときはまだ高校生だったが、とにかく鳥の知識がすごかった。

それも、鳥を見た目で識別するだけでなく、鳴き声を聞き分け、姿の見えない鳥まで丁寧に説明してくれた。

なんといっても彼が素敵なのは、会話の途中でも鳴き声が聞こえたら、

’’聞いて!この鳴き声は〇〇だよ。ジーチッチ、ジーチッチ”と言って、鳥の鳴き真似までして教えてくれる本気さ。

そして、さっきまでの会話を忘れる。

週末はカメラを片手によく彼との散歩を楽しんでいた。

出逢いから10年以上が経った今も、彼の鳥の識別能力は健在。。。どころかさらに鋭くなっていた。

私はというと、久々の双眼鏡に苦戦続きで、友人はすっかり苦笑い^^;

私のお気に入り、Thick-Knee。

子育てに忙しいBlacksmithLapwingシロクロゲリ。

お腹のあたりにたくさんの足が見えている。

私たちに警戒したのか、温めるためか、3羽の子どもたちを羽の中にそっと隠した。

友人曰く、子どもたちは生まれて2,3日の大きさだそう。

この種は、歩き回って餌を探す必要があるため、卵の中である程度まで成長してから孵化するのだそう。

孵化してすぐに親の後ろをついて回り自力で餌を捕まえる。

↑malachite Kingfisher カンムリカワセミ。遠すぎる・・これは再挑戦の撮影が必要!

街中でもこれだけの自然に出会うことができる魅力的な街だ。

 

約3時間のバードウォッチングを楽しんだ後は、友人の提案で、

ヨハネスブルグを一望できるノースクリフに上ることに。

ヨハネスブルグの中心から北に位置するのでノースクリフと呼ばれているのだろう。

高台(崖)から見えている景色は、ヨハネスブルグの北東方面。

雲が、景色を立体的に演出してくれた。

とにかく広い!アフリカのデカさを感じられる。

この景色の中にいろいろな人の生活がある。

いろいろな問題も抱えているヨハネスブルクという街だけれど、

人々はたくましく、それぞれの日々を生きているのだと感じさせられた。

またの再会を誓って、友人と別れた。

(でも、夕方たまたま立ち寄ったスーパーで再会するという、うれしい偶然のおまけも^^)

 

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