群発頭痛日記

頭痛に関するメモを書きます。情報交換希望です。

今回の群発期(5回目)まとめ

2016-08-19 10:01:23 | まとめ
まだ毎日微痛がある時間帯はあるが、だいたい治まって来たので今回の群発期をまとめる。

はっきり覚えていないが、うずく感が発生し始めたのは6月の中旬位かな。
痛みとして認識するほどではないが、明らかにあの感覚。
ただ、痛い、という程には至らない時期が長かったので、

今回の群発期は軽いなー、このまま終わりかな

などと思っていた。

その後、7/3に外出中、レベル30程度の痛みが発生し、一人で帰宅してイミグランしたところ治まった。
その日を初めとして数日に一回レベル30程度の痛みが出るように。
毎回イミグランですぐ治まった。

これはイミグランが効いているのか、今回の群発期が軽いのかわからないと思い、
発作が起きた時にイミグランをしないで我慢してみたところ、レベル50程度の激痛に発展。
電車の中で恥かいた。。。
7/23のこと。これが今回の初ビッグバン。
この頃はよくわかっておらず、イミグランとアマージを両方服用してた。
鍼院でそれは強すぎる、と言われたので、それ以来はイミグランだけを使っている。

次にビッグバンが起きたのが7/26。
単なる偶然ではあるけども、あのやまゆり園の事件が発生した夜中の2時から、事件が終わった3時頃までドンピシャのタイミングで
レベル70程度の凄まじい激痛が発生。
一時間程度家の中をウロウロした上、初めて吐いた。
痛みで吐くって今までにない経験。
吐いた直後に痛みが引いていたのが不思議だった。
ただ、体力の消耗がすさまじかったので会社は休んだ。
この時は痛みで目が覚めたので、もう手遅れだったのかもしれないけど、起きてすぐイミグランしたのに良くならなかった。

今回あったもう一回のビッグバンが8/5。
これは壮絶だった。今までで一番辛かった。
伊豆を旅行する予定で、レンタカーを借り、朝7時半頃運転開始。
その直後に痛みが始まり、嫌な予感がしたので、迷わず即行でイミグラン。
旅行が台無しになるなんて耐えられなかったので、最初は東名に乗って最初のIC(海老名)までたどり着いてから、暫く休もうと思っていた。
しかしながら、イミグランをしたのにも関わらずどんどん酷くなり、痛みが増す早さも今までに無いレベル。
いつもは徐々に痛みが強くなるのにもかかわらず、この時はほんの10分位でピークを迎えた。
東名に乗る直前で進路を変えて、路駐して暫く我慢していたが、痛みがレベル50を突破。
じっとしていられないのに車外は炎天下という事で、逃げ場の無い地獄。
あまりの事に、嫁が救急車を呼ぶと言う。
今まで救急車に乗った事なんかないし、旅行も台無しだし、普段だったら断る所だが、
とてもそんな気力はなく、結局救急車が呼ばれる事に。
その後の事はとにかく意識が痛みで70%ほど占められていたので、あまりはっきり覚えていないが、最初に近所の病院に搬送。
たまたまこの分野の先生がいないので何もできないと言われ、何もされずに結局タクシーでいつも行っているペインクリニックに。
まだ診察時間前だったので、開くまで病院の前で七転八倒。
一緒に並んでた他の人が全員びびってたと思うけど、それどころではないし、あまり覚えていない。
嫁によると、顔色は真っ白で体温が異常に下がっていたとのこと。
ようやく診察で呼ばれ、何を話したのか覚えていないけど、MRIを撮った後、初のイミグラン注射。
MRIを撮る時もとにかく止まっていられなくて辛かった。
MRIには何も映らなかったとのこと。まさに発作が起こっている最中でも何も映らないんだな、とうっすら思った記憶あり。
その後しばらく寝かされていたところようやく治まった。
この時点で10時前。
最初に痛みを感じ始めてから2時間以上経っており、ビッグバンがこんなに長く続いた事はこれまでもなく、
イミグラン注射が効いたのか、自然に治まったのかもよくわからないけど、とにかく治まった。
旅行は当然中止。
体力が消耗し切っていたが、レンタカーを路駐したままだったので、一刻も早く取りに行かなくてはいけない。
これが本当に辛かった。
レンタカー屋に事情を電話した後、急いで電車で現場に戻る。
駅から歩ける距離に止めてあったのがラッキーだったし、レッカー移動もされていなくて良かった。
後から聞いたけど、こういう場合は事情を書いた紙を貼っておくと、理解して貰える事もあるらしい。
身も心もボロボロの中、レンタカー屋まで運転し(お金は半分以上返って来た)、予約してあった宿にキャンセルの電話をして(キャンセル料全額)後は家でぐったりしていた。
今までで一番の痛みと発作時間の長さ、旅行中止が辛かったけど、高速に乗ってしまっていたら事故で死んでいたかもしれない。
命あっただけ良かったと思う。

辛い出来事だったけど、後で冷静に考えてみる。
ポイントはいくつか。
・今までで一番の発作と、旅行という特別なイベントが重なったのが偶然とは思えない
→普段と違うストレスがあった事も要因かもしれない
→前日の睡眠時間はいつもより少し少なかったかも。とは言っても5,6時間は寝ていた。
→レンタカーは乗る前からエンジンがかかっていたが、物凄く冷房が効いていた。乗った瞬間に、寒い!と思った。あれがトリガになったのかも。

酒、運動、長風呂、というのが発作のトリガになるのは身をもって知っている。
群発期にこれらをやると100%発作が起きる。本当に100%。
この辺りは血行が急激に良くなる行為だと思う。
ただ、そうでなくても発作は起きるし、よくわからない部分もある。
急な寒暖差で自律神経がおかしくなる事が原因となっている事もあると思う。
この8/5はそうだったのではないか。
元々自分は、クーラー病に弱く、冷房が効き過ぎているとすぐに気持ち悪くなる。
これは昔からで、異常な肩こりと頭痛、吐き気という感じ。
群発頭痛とは違って、まさに肩こり的な頭痛。
こうなった時は、こめかみを冷たい物で冷やすとてきめんに効果があり、物凄く良くなる。
これは頭痛持ちの友人から教えてもらった事で、本当にびっくりする位効く。
これと群発頭痛が関係あるのかわからないけど、自律神経が弱いというのが根底にあるのかも。
8/5以降は体をクーラーで冷やすのが怖くなり、外出する時も長袖の服を持ち歩いていて、空調が強く感じられた時はそれを羽織って首元を隠すようにしてる。
8/5についてはここまで。

その後はビッグバンは一回も起こっていないが、このブログに書いてあるように、毎日違和感、微痛を感じる事はありその都度ベンザやイミグラン点鼻をしている。
8/19時点でまだ終息していないが、大分程度は小さくなってきており、まともな生活が送れるようになった。
そろそろ終わるはず。

今回はこのビッグバン3回の他、レベル30~50程度のかなり辛い発作が3回程あった。
5回目の群発期にして、これまでとの違いを感じたのは、
これまで明け方に痛みで目を覚ますケースが多かったのに対し、昼間や夕方に起こる発作が多かった事、
数日に一回の発作だったのに対し、今回は毎日のように小さい発作があった事。
7月の後半くらいからは本当に毎日小さい発作があった。大きな発作が数日に一回、小さい発作が毎日、という事。
4回目までの群発期の記録が残っていないので、はっきりしないけど、群発期が2か月程度続いたのもかなり長いと思う。
まだ少し小さい発作が続くかもしれないけど、今回はこれで概ね終息と感じる。

あと、今回何回かあったのが、
痛くはないけど、左目の裏辺りで物凄い圧力を感じる事。
あれは発作が起きてたんだと思う。
恐らく、あれが痛む神経の近くで起こっていると凄まじい痛みになるし、そうではない所で起こっていると、違和感だけで済むのだと思う。
それにしてもあれも物凄い違和感だし、非常に不愉快だった。思い出すだけで気持ち悪い。
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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2017-07-14 14:14:18
読んだだけで、頭痛発作が出てきそうでした。
高速運転中の発作程怖いものないですよね。
Unknown (管理人)
2017-07-16 18:35:44
旅行が台無しになってしまう、という気持ちでちょっと無理をしそうになったのですが、踏みとどまって良かったです。
高速に乗ってしまっていたら本当に死んでいたかもしれません。
今までの人生で一番死に近づいた時だったかも。。。。

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