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紫紺のやかた

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ゲートキーパー養成講座を受講

2025-03-18 22:55:42 | 日記
  ゲートキーパーとは、『門番』と和訳するそうで、悩んでいる人に気づき、声をかけ、必要な支援につなげることができる人のことです。
 毎年、逗子市では、3月にその養成講座が開催されていて、2025年3月15日受講してきました。講義内容は、自殺の危険を示すサインに気づき、悩みを聴き(傾聴)、安易な対策を示さず、何をしたら(何をしてもらったら)悩みが解消できるのかを聴き出せれば、糸口を見つけることができたものと考えらえる。
 その後、公共機関の相談窓口を紹介してさしあげる。場合によっては、同行してあげる。特別な資格は必要なく、誰でもゲートキーパーになることができます。厚生労働省の自殺対策の重要な一つの施策である。
 ゲートキーパーの重要な役割は、「気づき」「傾聴」「つなぎ」「見守り」だ。毎年、2万人もの自殺者がおり、残された家族は悲しみと何故気付いてやれなかったと後悔をされている現実があります。
 今回の受講者は、31名で、中高年の方が多く、男女比は、1:2であった。今頃、男女比を言うべきでない議論がありますが、女性の方がゲートキーパーについて、関心をより高くお持ちかということを認識した。
 今回の受講理由は、かって現役時代に知人の会社での自殺の話を聞いた。開発部門の若い社員が独身寮で自殺した。遺書は、ノートに自分の仕事のやり残しを記載したもので、引き継ぎ書のようであったらしい。自分の会社の部下ではなかったが、今更であるが、どうしたら良かったのか?学びたかったからである。その会社では、二人目の自殺であったとのこと。一人目の自殺も二人目の自殺も同じ葬儀社で葬儀が行われた。葬儀社の担当者からの情報だった。その会社では、若い社員の悩みに気付いていなかった訳だが、若手の面倒を見る習慣がなかったのでないかと思われる。
 管理職が全員そういう者ではなかったと思うが、会社全体の取り組みが不十分だったと言わざるを得ないと思う。私の所属していた会社の営業部門の場合、若手や部下が何か悩んでいそうな場合や失敗をした時には、夕方、お酒を飲みにつれていき、話をよく聞いたり、同様の事例を紹介したりして、元気付けていた。
 厚生労働省の言う「気づき」と「傾聴」と「つなぎ」の一部まで、やっていたのかと思う。飲んだ翌日、私のところに昨夜、若手社員の面倒を見た係長から飲酒代の負担の申し出があり、非公式に必要経費として認め、係長にねぎらいと感謝の言葉をかけた。
 開発や製造部門では、気楽に酒を飲みに行く習慣が無いと推測されることと、飲食代は、会社の経費として開発、製造部門では少なく、負担できない事情があったとも推測される。
 ここ十年来、自殺のケースで、労働安全衛生法で、社員への安全配慮義務違反で、民事の損害賠償訴訟が提起されると、1億円の賠償金の判決がでるケースがあった。ある大手広告代理店でも、二人の自殺者がでていたことを思い出した。会社として、管理職にメンタルヘルス教育を施し、社員の安全配慮義務違反対策を講じているので、自殺が起きても会社として管理職教育を実施しており、会社の責任ではなく、当該の管理職の責任だとするケースも出てきて、個人として賠償金の支払いを余儀なくされたケースもあったように覚えている。管理職は、受難の時代であると言える。
 さて、受講後の感想、対応については、本投稿が長くなってしまうので、次回お話をいたします。
             ー続くー
                 2025.3.18  tko


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