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紫紺のやかた

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本箱の隅から小さい本が出てきた

2025-04-12 10:34:19 | 日記
 本箱の隅から小さい(B6サイズ)本が出てきた。何故こんな本があったのかと思うが内容から私が読んで忘れていた本には間違いない。題は「抜萃のつづり その六十一」で平成十四年一月二十九日発行 発行所 株式会社熊平製作所 と末尾にあった。
 熊平製作所といえは金庫の製造会社で、微かな記憶に昔勤務していた会社で経理を担当していた時期、大きな耐火金庫の菅理を経理課長にさせていたが課長が変わるとクマヒラの営業を呼んでダイヤル番号を変更してもらっていた。この時来た人が持参してこの非売品の本をもらったのだと思う。平成13年(2001年)の1年間の記事でこの年は21世紀最初の年でもあり残っていたのは記載事項に何か意味があるのかなと思って小冊子でもあり再読した。



   「抜萃のつづり」は株式会社熊平製作所の創業者で読書家だった熊平源蔵氏が読んだ新聞や雑誌などからエッセーやコラムを抜粋して取っていたが他の多くの人にも見て欲しいとの思いから昭和6年から年1回創業記念日の1月29日に発行して現在も続いていることが判った。平成14年の発行は源蔵氏の孫の熊平雅人社長が“はしがき”を書かれていた。源蔵氏が昭和53年に亡くなったあとも社会貢献の思いを込めて経営者4代にわたって受け継いでいると記しておられた。創刊号3000部が450,000部となり全国の公共団体・施設、金融機関本店・支店、ロータリークラブ、学校、図書館、病院、警察署、消防署、各宗派寺院、神社、上場・非上場企業、愛読を希望される個人・団体などに贈呈しておられた。当然抜萃なので掲載に当たっては著者と出版元に転載の許可を取られ令和7年1月発行はその八十四で内容目次がインターネットで出ていた。

 この本箱の隅から出てきた本に森本哲郎さんの「読書の運命」という文藝春秋からの抜萃記事があった。本は読むものではない。という文書から始まりいつか読むために書棚に並べておく、それが本なのである。いつか読もうと思って書棚で待機している本こそが、人生の知恵を秘めているのだ。と述べていた。戦中生まれの私としては同感だが、子供の代ではまず理解できないと思う。読んだ本は読み直しは無くすぐ処分なので貯まることがない。お花見会での話で教職者であったT先輩は自宅に3000冊の本がありそれでも引っ越しの際にだいぶ処分したと話されていた。
 また在家佛教13年9月号からの納棺夫青木新門さんの「慈悲の涙」という記事は何度読んでも感銘を受ける感じを強くした。(yoo)

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