宝塚歌劇 一オタクの備忘録

宝塚歌劇の感想を記しています。雪組中心。龍真咲さん→朝美絢さんファンです。

2014年月組『PUCK(パック)/CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』

2020-08-09 20:56:24 | 観劇感想(月組)

観劇予定が飛びそうなので、おうちで大人しくこれまでの公演を観ているしかなさそうで呆然としています。観られていない公演は山のようにあるのですが、やっぱり生で新作が観たい…

 

さて、公演記録は少し飛びます。ロミジュリからPUCKまでの間はあまり観劇できなくて…宝塚熱も下がっていたのですが、この公演が本当に楽しくて!ワクワクしました。

PUCKの可愛くて自由なキャラクターがまさおくんにあっていたな、と。おとぎ話みたいな可愛いストーリーが好みというのもあると思います。あと美弥さんのダニーが格好いい。

子どもから大人になって皆が成長していくなかで、子どものときの純粋な気持ちを持ち続けているハーミア。思春期になって恋愛小説を書きたいと言って、妖精さんに夢見ているのは普通なら相当やばいのですが、ちゃぴちゃんのハーミアが出て来ると、声の透明感とあわさって説得力がある。ある意味成長しないまま彼女は世間から浮いているのですが、そういうハーミアが夢夢しくて美しい。

子どものころからの夢を実現したのは、ダニーとボビー。ダニーは恐らく死に物狂いで勉強して事業を大きくしたのだろうし、ボビーは馬鹿にされても彼女に非難されても努力をやめなかった。一方で、ラリーは夢から現実に気付く。自分の音楽の実力や税金の高さを見て、町での自分の役割を理解するし、最後は見かけでないヘレンの魅力にも気付く。一番大人になったのでしょう。

ヘレンって、「可愛くない子」として認定されていますが、そうしたのはおじいちゃんのサーグレイビルではないかと思います。最初のミッドサマーイブのシーンからひどい。おじいちゃんの問いかけに、「ミッドサマーイブ」と正解を答えた。にもかかわらず、追加の問いがなされ、それに答えられずハーミアが答えたら、ハーミアだけ誉められる。それでも、彼女は自分の美貌を磨こうと努力しています。おじいちゃんへの嫌がらせも、おじいちゃんがやっているからじゃないか。最後、両親の行為を恥じて家から出ていきますが、彼女は何もしていない。ヘレンは少しプライドが高いだけで、決して心根が歪んだ女の子じゃないと思う。「どっちも分けてくれなかったじゃない」って、ある意味本当で、ハーミアはそんなことに興味のない子なのですが、ヘレンにとってはそれがつらいのに寄り添われることがなかった。というコマちゃんのヘレン、大好きでした。

PUCKは本来成長して最後人間になると思うのですが、まさおくんは妖精のままのような気が。でも、おとぎ話なのでこれでいいと思えました。

ショーも好きでした。中村暁先生の演出はシーンに物語性があって好きです。

シンデレラのうみちゃんが可愛い!最後は貧乏でも一緒にいたい、というのは物語としては美しいんだけど、絵的に華やかさがなくて、もったいなくてせっかくショーなのできれいな衣装がいいなぁと思いましたが。

一番印象に残るのはオランピア。ロボットダンスで踊りまくるちゃぴちゃんの周りを格好よくまさおくんがうろうろすると。ちゃぴちゃんの踊りがすごく、特に一度人間に戻ってから、また人形になってしまうまでの徐々に動きがぎこちなくなっていくところを何度も凝視していました。うろうろするまさおくんとコマちゃんがまた、きれいで格好良くてね。

CRYSTALSは…私このパターンのアイドルシーンはいまいち好きじゃない…それぞれソロでアピールする良い機会なんでしょうけれど…うーん…。たまきちくん、としくん、ゆりやくん、ゆうきくん、ちなつちゃんに、あーさとありちゃんですね。

この公演、まさおくんに、みやさん、かちゃさん、マギーさん、コマちゃんに加え、新人公演主演者がこれだけいて番手が決まってなくて…と考えると、場面のピックアップが非常に大変だったでしょうね。階段降りも、としくん・ゆりやくん・ゆうきくん・ちなつちゃんの4人セットに、たまきちくんセンターでマギーさんとコマちゃんの3人、みやさんとかちゃさんのセットという…

今見返すと、ちゃぴちゃんの踊りがのびのびしててとても美しくて目を引きます。結構、あーさがまさおくんの後ろに映りこんでいますね。ありちゃんがロケットセンターです。


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