今日、起きたのが11:00だったので、いったい何が起こっていたのか訳が判らなかったが、事故当時、その只中にいたら『テロか?』と思っていただろう。
首都圏で80万戸停電 交通乱れる 送電線に船が接触 (朝日新聞) - goo ニュース
14日午前7時半ごろ、東京都区部と千葉、神奈川両県の一部で大規模な停電が発生した。一時、計80万戸が停電し、JRや私鉄、地下鉄もストップ。信号機が点灯しなくなったり、エレベーターで人が閉じこめられたりする事故も相次いだ。けが人の情報はないという。東京電力によると、東京都江戸川区と千葉県浦安市の間を流れる旧江戸川にかかる送電線を、航行中のクレーン船が損傷したのが原因と見られる。
警視庁と千葉県警によると、東京都江戸川区南葛西7丁目の旧江戸川の中央部分で、航行中のクレーン船「第二海神」(全長36メートル、幅12メートル、380トン)が、水面から約16メートルの高さの送電線と接触した。「第二海神」は三国屋建設の所有。浚渫(しゅんせつ)工事をする予定だった。乗務員は「橋をくぐった後、長さ33メートルのクレーンを上げたところ、送電線に接触した」と話しているという。
東京電力によると、送電線は2本あり、1本が損傷しても、もう1本が予備の役割を果たすが、クレーンは送電線を2本とも損傷させたという。
東京電力によると、停電が起きたのは中央、千代田、新宿、世田谷、渋谷など9区と横浜、川崎、千葉県浦安、市川の各市。停電は同10時44分に解消した。
東京メトロは午前7時37分ごろから一時全線で運転をストップ。順次再開したが、東西線は高田馬場―葛西駅間で約1時間運転を見合わせ、計10万3000人に影響が出た。東京都営地下鉄の各線やJR京葉線、東急や京浜急行、京王電鉄、東京モノレール線、新交通システムゆりかもめなど私鉄各線でもダイヤが大幅に乱れるなどした。
東京消防庁によると、午前7時40分ごろから、停電が原因とみられるエレベーター内の閉じこめ事故での救出要請が58件あった。同時刻に火災の通報が数件あったが、大きな火災や交通事故の連絡はないという。一時、119番通報が殺到し、緊急時以外の無線の使用を控えた。
千葉県と神奈川県の消防などによると、両県で計13件の閉じこめ事故があったという。
警視庁によると、都内では、計約400カ所の信号が正常に点灯しなくなるなどのトラブルが起き、警察官が出動して手信号で交通整理にあたった。
以上、引用終わり。
「爆弾のような音」 旧江戸川の送電線めくれ上がる (朝日新聞) - goo ニュース
停電の原因となったとみられる送電線は、東京都江戸川区と千葉県浦安市の境にある旧江戸川の上を横断している。サルベージ船のクレーンが接触したと思われる部分は線の一部がめくれ上がり、溶けているようにも見える。
浦安市側の一軒家に住む会社員男性(63)は「家族でテレビを見ていたら、外で突然ドカーンという音がしてテレビも電気もすべて消えた」と話す。音がした川側を窓から見ると、立った状態のクレーンが堤防越しに見え、すぐにクレーンが送電線に触れて青い炎が空を一瞬包んだという。男性は突然の出来事に「爆弾が落ちたような音で本当に驚いた」と語った。
江戸川区側に住む男性(64)も、当時の様子を「『ドドーン』という雷のような音が2度鳴って真っ暗になった」と説明した。
浦安市側の堤防には住民ら数十人が集まり、千葉県側の河岸に停泊しているクレーン船の検証作業などを見守った。
クレーン船を所有する三国屋建設によると、クレーン船は現場付近で浚渫(しゅんせつ)作業に当たる予定だった。同社は「航行中は通常、クレーンをたたんだ状態にしている」と説明しているが、事故当時はクレーンが立っていたとみて当時の状況を調べている。
以上、引用終わり。
今回の事故は、大きな問題を突きつけるだろう。
たった1隻の船で、首都圏が2~3時間停電してしまったというのは、
テロ屋さんから見たら、とてもおいしそうな餌に見えるのではないだろうか。
3時間で復旧したのは、テレビの報道では比較的早かったのではないかと評価の声もある。
私にとっては遅いのだが。
数分以内の復旧を望むが、それは望むべくも無いだろう。
だが、間違いなくテロ屋さんはこれだけの時間停電させることが出来れば、
その次の事態を引き起こすには十分だろうし、その一つの情報として、
大きな収穫があっただろう。
そして何より私にはなんとも出来ない事なのだが、こういう状況下に対応する能力を
日本の警察も、自衛隊も、 そして何より根っことなるわれわれ国民が、
マインドセットを含めて殆ど持っていないことが明白になった点を、
一番危惧するのである。
首都圏で80万戸停電 交通乱れる 送電線に船が接触 (朝日新聞) - goo ニュース
14日午前7時半ごろ、東京都区部と千葉、神奈川両県の一部で大規模な停電が発生した。一時、計80万戸が停電し、JRや私鉄、地下鉄もストップ。信号機が点灯しなくなったり、エレベーターで人が閉じこめられたりする事故も相次いだ。けが人の情報はないという。東京電力によると、東京都江戸川区と千葉県浦安市の間を流れる旧江戸川にかかる送電線を、航行中のクレーン船が損傷したのが原因と見られる。
警視庁と千葉県警によると、東京都江戸川区南葛西7丁目の旧江戸川の中央部分で、航行中のクレーン船「第二海神」(全長36メートル、幅12メートル、380トン)が、水面から約16メートルの高さの送電線と接触した。「第二海神」は三国屋建設の所有。浚渫(しゅんせつ)工事をする予定だった。乗務員は「橋をくぐった後、長さ33メートルのクレーンを上げたところ、送電線に接触した」と話しているという。
東京電力によると、送電線は2本あり、1本が損傷しても、もう1本が予備の役割を果たすが、クレーンは送電線を2本とも損傷させたという。
東京電力によると、停電が起きたのは中央、千代田、新宿、世田谷、渋谷など9区と横浜、川崎、千葉県浦安、市川の各市。停電は同10時44分に解消した。
東京メトロは午前7時37分ごろから一時全線で運転をストップ。順次再開したが、東西線は高田馬場―葛西駅間で約1時間運転を見合わせ、計10万3000人に影響が出た。東京都営地下鉄の各線やJR京葉線、東急や京浜急行、京王電鉄、東京モノレール線、新交通システムゆりかもめなど私鉄各線でもダイヤが大幅に乱れるなどした。
東京消防庁によると、午前7時40分ごろから、停電が原因とみられるエレベーター内の閉じこめ事故での救出要請が58件あった。同時刻に火災の通報が数件あったが、大きな火災や交通事故の連絡はないという。一時、119番通報が殺到し、緊急時以外の無線の使用を控えた。
千葉県と神奈川県の消防などによると、両県で計13件の閉じこめ事故があったという。
警視庁によると、都内では、計約400カ所の信号が正常に点灯しなくなるなどのトラブルが起き、警察官が出動して手信号で交通整理にあたった。
以上、引用終わり。
「爆弾のような音」 旧江戸川の送電線めくれ上がる (朝日新聞) - goo ニュース
停電の原因となったとみられる送電線は、東京都江戸川区と千葉県浦安市の境にある旧江戸川の上を横断している。サルベージ船のクレーンが接触したと思われる部分は線の一部がめくれ上がり、溶けているようにも見える。
浦安市側の一軒家に住む会社員男性(63)は「家族でテレビを見ていたら、外で突然ドカーンという音がしてテレビも電気もすべて消えた」と話す。音がした川側を窓から見ると、立った状態のクレーンが堤防越しに見え、すぐにクレーンが送電線に触れて青い炎が空を一瞬包んだという。男性は突然の出来事に「爆弾が落ちたような音で本当に驚いた」と語った。
江戸川区側に住む男性(64)も、当時の様子を「『ドドーン』という雷のような音が2度鳴って真っ暗になった」と説明した。
浦安市側の堤防には住民ら数十人が集まり、千葉県側の河岸に停泊しているクレーン船の検証作業などを見守った。
クレーン船を所有する三国屋建設によると、クレーン船は現場付近で浚渫(しゅんせつ)作業に当たる予定だった。同社は「航行中は通常、クレーンをたたんだ状態にしている」と説明しているが、事故当時はクレーンが立っていたとみて当時の状況を調べている。
以上、引用終わり。
今回の事故は、大きな問題を突きつけるだろう。
たった1隻の船で、首都圏が2~3時間停電してしまったというのは、
テロ屋さんから見たら、とてもおいしそうな餌に見えるのではないだろうか。
3時間で復旧したのは、テレビの報道では比較的早かったのではないかと評価の声もある。
私にとっては遅いのだが。
数分以内の復旧を望むが、それは望むべくも無いだろう。
だが、間違いなくテロ屋さんはこれだけの時間停電させることが出来れば、
その次の事態を引き起こすには十分だろうし、その一つの情報として、
大きな収穫があっただろう。
そして何より私にはなんとも出来ない事なのだが、こういう状況下に対応する能力を
日本の警察も、自衛隊も、 そして何より根っことなるわれわれ国民が、
マインドセットを含めて殆ど持っていないことが明白になった点を、
一番危惧するのである。