雨の日はトカゲ日和(旧 ヨスジな毎日)

三匹のヨスジオビトカゲ(ゾノサウルス)と、色々な爬虫類と、三人の子供たちと、まったり暮らすおっさんの、試行錯誤の日々

爬虫類脱走 トカゲの事例

2016年07月22日 10時08分49秒 | 爬虫類
爬虫類の脱走について、今回はトカゲ編。

まず大前提として、屋外への脱走は論外になります。トカゲに限らず、飼育している爬虫類が屋外に出た場合、搜索はほぼ絶望的。隠れる場所は無数にある上、鳥や猫などの天敵も多いし、爬虫類が苦手な人に殺される可能性も。
警察や保健所等の関係機関に届けて、天佑を待つしかありません。
窓はドアは開放しない、最低限網戸を付ける等、普段から屋外への脱走を防ぐような生活を心がけましょう。

脱走事例①ヨスジオビトカゲ(地表性だが、立体活動も行う。穴掘りも。ハンドリングはほぼ不可)

最初に飼ったトカゲだけに、脱走事例は多い。シェルターを足掛かりに、蓋に体当たりして開けたり、ハンドリングしたら、大暴れして逃げたり……。
ただ、基本的に地表性なので、発見は容易でした。床をのし歩いて、自分から出てきたり、棚の後ろの隙間にいたり。絨毯の下に潜り込んでいた事も。
とにかく暴れるタイプなので、探すよりも捕獲の方が苦労しました(笑)

脱走事例②ヒナタヨロイトカゲ(立体活動が好きで、臆病。ハンドリングは難しい)

一度だけ脱走されました。何日か行方不明で、諦めかけていたら、日中に網戸と窓の間に挟まっているのを発見。
夜間や驚いた際は、シェルターに隠れるので、棚や机等の小さな隙間を探すのが良いかと思います。

脱走事例③シミリスモニター(樹上性が強く、臆病。ハンドリングは難あり)

この子も脱走が多い。ニコ生で放送中に、カメラを入れた隙間をこじ開けて脱走した事も(笑)
樹上性が強いので、基本的に上方向で、隠れられる場所を探せばいる。
我が家では、100%鴨居の隙間にいます(笑)

脱走事例④フトアゴヒゲトカゲ(半樹上性。よく慣れて、ハンドリングも容易)

一度だけ脱走。おびき寄せる為に、机の上に保温ライトを付けていたら、自分から出てきた。
机や棚などの、立体物の付近を探すのがコツか。慣れた個体なら、飼い主に寄ってくる場合もあるので、比較的見つけやすいと思います。

脱走事例⑤サバンナモニター(立体活動も好む。慣れるまでは臆病)

一日に三回も脱走する記録を打ち立てた脱走王。
発見場所も様々で、机の裏にいたり、シミリスモニターのように鴨居の隙間にいたり……。

この子に逃げられると、部屋中を探し回るハメになります。

脱走されたら、まずは落ち着いて、普段の習性を思い出すのが大切。
基本的に狭い場所が好きですし、あとは立体活動の有無。探す場所が絞られれば、ぐっと見つけやすくなります。
また、部屋の片付け具合によっても、搜索の難易度は変わってくるので、散らかしてしまっている方は、脱走した子がチャンスをくれたと思って、大掃除してしまうのも良いかと。

飼育者として、恥を晒しながらの脱走事例紹介、次回はヘビ・ヤモリ編です。


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