隨縁寺ブログ 道場與三九郎(どうじょう よそくろう)

十方三世の無量慧 同じく一如に乗じてぞ 二智円満道平等 攝化随縁不思議なり  (『浄土和讃』親鸞聖人)

御七昼夜報恩講・薩摩琵琶の夕べ

2015-01-29 08:51:59 | お寺日誌

 1月26日から28日まで、今年も、御七昼夜報恩講が勤まりました。

 期間中、延べ人数で約300人の方にお参りをいただきました。

 26日は、馬川透師(南砺市 眞教寺住職)にご法話をいただき、白骨の御文様についてのお話をいただきました。そして、夜には今年も「御七昼夜特別企画」として、馬川透師による琵琶の演奏と語りによる「薩摩琵琶の夕べ」が開催されました。演目は一曲目が「白骨の御文さま」、二曲目が「若き敦盛」で、一の野谷の合戦で、若き平敦盛を熊谷直実が討つ場面を演奏いただきました。

   

 27日は、三島清圓師(国府町 西念寺住職)にご法話をいただき、お内仏にお参りすることの意義についてお話しいただき。”お参りしたい”という気持ちが手作りの仏様となったという話をいただき、実際にそうして作られた仏様を見せていただきました。

 

 28日は、四衢亮師(高山市 不遠寺住職)のご法話をいただき、「『正信偈』のこころ-光の教え」をテーマにお話をいただきました。浄土真宗の教えは、お釈迦様が2500年前のインドで説かれたことですが、私たち人間にとってどうでもいいことなら歴史の中で消えていったでしょが、いま私たちにこうして伝えられてきたことを「正信偈」をとおして確かめていくこと。また、今問題となっているイスラム国の動きから、原理主義の問題について触れられ、イスラム教に絡んでよく聞かれるが、キリスト教だって仏教だって、そして人間であれば誰でも陥ることであるとお話しいただき。そういう私たちの相を照らし出し、うなづかせるすはたらきを「不可思議光」「無量寿」と正信偈にあらわし、十二光と教えられたことについてお教えいただきました。

 


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