蔵六の思いつ記

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「朱雀」成功!次は「青龍」か「白虎」か「玄武」か?

2005-07-11 19:47:28 | ニュース

M5ロケット発射成功 X線天文衛星、「すざく」と命名 (朝日新聞) - goo ニュース
 X線天文衛星「アストロE2」を載せた国産ロケットM5の6号機が10日、鹿児島県肝付町の宇宙航空研究開発機構(宇宙機構)内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられ、衛星の分離に成功した。衛星は「すざく」(朱雀)と命名された。X線天文衛星の打ち上げは5年ぶり。
 M5の打ち上げは文部科学省宇宙科学研究所時代の03年5月に成功して以来。宇宙機構に統合直後の同年11月、主力ロケット「H2A」の打ち上げが失敗した余波で次の打ち上げが延びていた。
 6号機は午後0時30分、予定通りに打ち上げられた。「アストロE2」は地上約570キロで地球を1日15周する円軌道を目指して約21分後に分離され、5日後には衛星の観測機器を展開する予定だ。
 X線天文衛星は地上では観測できない宇宙からのX線をとらえて、ブラックホールの構造や銀河団の形成過程の解明を目指す。79年から4代の衛星で観測が続けられてきたが、00年2月に後継衛星を搭載した4号機の打ち上げが失敗。4代目「あすか」の寿命が尽きた00年7月以降は空白が続いていた。それだけに、日本が誇ってきたX線天文学の再開に期待がかかる。
 M5の打ち上げは、今年度に赤外線天文衛星を搭載した8号機、来年度に太陽観測衛星を搭載した7号機が計画されている。

良いネーミング。四神(しじん)の内の一。南方の守護神。朱色の鳳凰。どうせなら見えなくてもいいから衛星の色を朱色にしといて欲しかった。

ところで日本国所有の施設・機械・艦船やその他もろもろの愛称や名前には個人名は使われていない。欧米は普通についてる、例えばフランスのド・ゴール空港、ド・ゴール広場(ド・ゴール:第五共和制初代大統領)、アメリカの原子力空母ニミッツ(太平洋戦争時の海軍司令長官)などなどいくらでも出てくる。個人名をつけるのはローマ帝国時代あるのだから、彼らには普通の事なのだろう。

日本だと佐藤栄作空港とかイージス艦山本五十六とかか・・・なんかしっくり来ないな。やはり文化の違いなのだろう。ところが日本国保有の艦船で唯一、個人名の付いた船がある。砕氷艦「しらせ」。もちろん日本人初の南極探検を行った白瀬矗陸軍中尉にちなんだ名前だと思う。ちなみに所属が海上自衛隊なので南極観測船でなく砕氷艦が正式だそうだ。

ところが、公式には
、「白瀬氷河」からの命名らしいが・・・どうかんがえても白瀬中尉の名前だよな。

コメント
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