Death & Live

いわゆる日記とは違うようで。死に様や心の疲労について、つれづれなるままに書き綴るだけ。

ムハンマドの風刺画

2006-02-09 22:13:22 | つれづれなるままに
デンマークの新聞に掲載された、ムハンマドの風刺画が発端となって、各地で抗議行動が起きている。
とうとう、死者まで出てしまった。

死者が出たのである。

人を救うためにあるはずの宗教によって、人は多くの戦争をし、敵を殺してきた。
そして、今回もエスカレートした抗議行動の果てに死者が出た。

間違っている。

確かに言論の自由、表現の自由はあるだろう。
政治に不満を言うのもいい、外国政府を揶揄してもいいだろう。
しかし、宗教は人の心の問題だ。
政治や金持有名人とは違う。プライドが傷つくとか言ってるよーな、名誉毀損だとかそんなもんだいじゃない、。
心の問題だ。
心の存在価値が笑いものにされているのだ。
笑って許せるものではない。

笑って許せるものではないが、人を傷つけることも許せるものではない。

なだめすかしたりすることを考えるのではなく、それぞれが自分のしてしまった事を振り返り、人を傷つけてしまったのなら反省し謝罪すべきだ。

理由の如何に関わらず、心だろうが身体だろうが、人を傷つけたりしてはいけない。