のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

露出狂ではありませんっ。

2008年11月13日 01時00分11秒 | 日常生活
先週末から、なんやかんやとバタバタし続けているワタクシ。
スケジュール管理能力も記憶力もまったくないため
来年の新入社員を対象とした内定者研修が開始したことを
すっかり忘れていたのです。
大量に届く郵便を前に途方に暮れていましたが
今週から覚悟を決めて、赤ペン先生に変身っ!しました。

というわけで、月曜日から
30人 × 新聞コラム4編 やら
毎年、この時期最大のお楽しみ、月報 やら
敬語の課題 やら エクセルの課題 やらを
地道に確認し続ける日々です。
特に、新聞コラムは、誤字脱字がないか
さぼらず、きちんと全てを書き写しているか、しっかりチェックします。
遊びたい時期だと思うのに、一生懸命取り組んでくださっているのです。
こちらも真剣に確認せねばー。

というわけで、最近のワタクシは、
各社新聞コラムに妙に詳しいのです。
10月に「霜降」なる節句がある、とか(6回は読みました。)
今回の株価大暴落は1929年の世界大恐慌より深刻で
発信源の米国は株(信用)を落とした、とか
(各社それぞれの論調で20回は読みました。
 てか、「株を落とした」って駄洒落やんっ。)
インゲンは禅僧、隠元が日本に伝えた、とか(8回は読みました。)
清原選手の引退した日、大阪球場に
長渕剛の「とんぼ」の大合唱が鳴り響いた、とか
ノーベル物理学賞、化学賞受賞おめでとう!とか。

各社それぞれの論調あり、雑学あり、で
読んでいてまったく飽きません。おもしろいわー。
みんなの関心の矛先が如実に現れるのも非常に面白い。
そんなこんなでじっくり読みふけっているため
仕事がいつにも増して遅いワタクシ。
危うく、帰りのバスに乗り遅れそうになりました。
自宅が遠くなってしまった今、バスに乗り遅れるのは洒落にならんっ。
と、大急ぎで更衣室に向かうワタクシ。

・・・久々に、ドアの開閉とタイミングが合わずに
ドアと激突する人を目撃しました。
正確には、目撃していませんが。目撃できていませんが。
更に正確に言うならば、
ドアの開閉とタイミングが合わなかったと言うよりは
ドアの種類を間違えたわけですが。
どこもかしこも自動ドアであふれているワタクシの会社。
うっかり更衣室のドアも自動ドア気分で通り抜けてしまいました。

結果、勿論、通り抜けることはできませんでした。





・・・恥ずかしすぎる。
この恥ずかしさを訴える人がいないことが
更に恥ずかしさを増幅させます。

しかし、恥ずかしがっているヒマはないのです。
バスの到着時間は刻一刻と迫っているのです。
急がねばーっ!!

と、勢い込んで制服を脱ぎ捨てるワタクシ。
勢いあまって、完全に目測を誤ってしまいました。
制服以外のものまで脱ぎ捨ててしまいました。

どこまで脱いだかって?
それは、オトメの口からは言えません。

ただ、ひとりで恥ずかしさをかみ締めて悶々としていた
ワタクシですが、「誰もいなくてよかったー!!!」
と心底、安心することができました。

神様、ありがとうっ。

風の中メアリー・ポピンズ/トラヴァース

2008年11月13日 00時57分48秒 | 読書歴
88.風の中メアリー・ポピンズ/トラヴァース
■ストーリ
 東風の吹く日、こうもり傘につかまって空からバンクス家にやってきた
 バンクス家で子どもたちの世話をすることになった彼女は、ちょっと
 風変わり。彼女が語るお話はバンクス家の子どもたち、ジェイン、マイケル、
 ふたごたちを不思議な冒険の世界へと導いていく。

■感想 ☆☆☆☆*
 大好きなシリーズ「メアリー・ポピンズ」の第1作を久々に読み返した。
 シリーズの作品はどれも大好きだが、実のところ、なぜ、こんなにも
 メアリー・ポピンズに惹かれるのか、その理由は自分でもよくわからない。

 メアリー・ポピンズは子供のお世話をするために雇われているが
 子供のために何かをしてくれるわけではない。子供に媚びることもない。
 それどころか、笑顔を見せることも滅多にない。
 口調厳しく、子供たちの言葉もフンと鼻で笑って済ませる。
 街に出かければ、子供の姿よりもウィンドウに映っている自分の姿に
 見とれてしまう。子供たちへの言葉は数少なかったりぶっきらぼうだったり
 するのに、自分の友達、バートへは優しく話しかけ、時には笑顔も見せる。

 なのに、子供たちも私もメアリー・ポピンズに惹かれてやまない。
 彼女に惹かれる理由には、彼女のすぐ傍に「不思議な世界」への入り口が
 見えることも挙げられるだろう。彼女が折にふれ見せてくれる「不思議」
 は、とても魅力的でわくわくする。彼女が話してくれるお話も、
 ちょっとした「不思議」が詰まっていて、聞いているだけで楽しくなる。
 彼女は、魔法をかけてくれる魔法使いというわけではない。
 誰かのために(それが子どもたちであっても、雇い主であっても)魔法で
 何かをしてくれることは、まったくない。けれど、彼女のすぐ隣には常に
 「魔法」に通じる「不思議」がある。そして、彼女は立派な大人で、
 大人以上の現実主義者にも関わらず、その不思議な世界を受け止め
 その世界の中で、実に彼女らしく自然に振る舞う。その自然体の姿
 いつでも、どこでも、誰と過ごしても、彼女が常に彼女らしいこと
 それこそが、彼女の一番の魅力なのだと思う。

 彼女は他人に媚びることはない。けれど、彼女が選んだ「とき」に、
 彼女が見せてやってもいい、と選んだ人に、その不思議を垣間見せて
 くれる。そして、そういった言動がバンクス家の子供たちに抱いている
 彼女の親愛の情を私たちに伝えてくれているから、私はメアリー・
 ポピンズに何度でも会いたくなるのだと思う。

無精者ですから。

2008年11月05日 23時45分32秒 | 日常生活
先週末、会社の先輩からメールが届きました。

「休日にごめんなさい。
 どうしても思いついたら言いたくて。
 今日、テレビを見てて思ったんだけど、
 菊川怜とのりぞうって似てるよね。」

・・・うーん。
菊川怜さん、ですか。
綺麗な人だなぁ、とは思うのですが、好きではないのです。
と、いうよりも「好き」とか「嫌い」とか、
そういった感想を持ったことがない方なので
正直、このメールを喜んでいいのやら、
憤慨したほうがいいのやらが分かりません。
さて、どう返信しよう。

とりあえず母親に自慢をし、反応を伺ってみました。
「会社の先輩から、菊川怜さんに似てるって言われちゃった。
 ・・・でも、菊川さんのこと、好きも嫌いもないっちゃんねぇ。
 これって、喜んでいいこと?それとも喜ぶべきこと?」

母上の回答。
「は?意味がわからん。
 菊川さんって美人よ?似とうわけないやん。
 その人、おかしいんやないん?」

・・・・母上、娘に対して、情け容赦なし。
さすが、我が母上。
いっそ清々しいぐらいです。
・・・・ふん。

週明けて、昨日。
メールをくださった先輩を久々に社内で見かけました。
このところ、ずっと出張だったらしく
同じフロアなのに影も形も見当たらなかったのです。
これは、「菊川さんに似てる」のが
褒め言葉なのかどうなのか伺うチャンス!

・・・と、勇んで話しかけようとした瞬間にふと、
メールの返信をこれっぽっちもしていなかったことを思い出しました。

うっわー。
あのメールっていつもらったっけ?
土曜?日曜?あれ?
で、今まで何のアクションもなし?
うっわー。先輩に対して、なんと失礼な。
すぐにでも返信せねば。

と、慌てふためいた瞬間、タイミングよく先輩と目があうワタクシ。
思わず条件反射でにっこりと微笑みながら、そっと自席に戻るワタクシ。
・・・まだ仕事中だしね。
メールの返信すらしていないワタクシに話し掛ける権利はないわ。

とぼとぼと席に戻り、はやる気持ちをおさえ
定時後まで待ってから返信メールを飛ばしました。
勿論、母上に一蹴されたこともご報告。

先輩からの返信メールは時を待たずして到着しました。
「返信ありがとう。でも、もしかしたら
 今日、俺と目があったから、
 メールの存在を思い出したのでは・・・。」





・・・・見抜かれてる。しかも、あっさりと。

■本日の教訓
 メールの返信はお早めに。
 返信する前に遭遇してしまった際は、
 いっそ開き直って堂々と話しかけちゃいましょう。

晩夏に捧ぐ/大崎梢

2008年11月05日 23時16分53秒 | 読書歴
87.晩夏に捧ぐ ~威風堂書店事件メモ(出張編)~/大崎梢
■ストーリ
 今は故里に帰り、地元の老舗書店に勤める威風堂の元同僚、美保から
 杏子のもとに一通の手紙が届いた。勤務先の宇都木書店、
 通称「まるう堂」に幽霊が出るようになり、店が存亡の危機に
 立たされている、ついては名探偵のアルバイト店員を連れて
 助けに来い、というのだ。
 杏子は気が進まぬながら、多絵を伴って信州の高原へと赴く。
 そこで待ちかまえていたのは、四半世紀ほど前に弟子の手で殺された
 という老大作家の死に纏わる謎だった。

■感想 ☆☆☆
 「威風堂」シリーズ2作目。初の長編作品だ。
 本屋を離れて出張してしまうため、他の2作品ほど、
 本屋にまつわる話はちりばめておらず、中盤は「謎」に話の大方が
 費やされてしまう。
 それが推理小説としての正しい形だとわかってはいるのだけれど、
 この作品に限っては、「本屋ならでは」のエピソードから離れてしまうと
 このシリーズの世界観も変わってしまうようで、 とても残念。

 ただ、書店員、杏子さんが自分の店を離れて、他の書店を訪れる場面は
 話の筋にはまったく関係ないにも関わらず、かなりのページが割かれていて
 そこは「本屋好き」にはたまらない個所となっていた。
 杏子さんの本屋を見る目、本屋を楽しむ感覚、そのこだわりと熱意は見事。
 そうそう!一口に本屋さんと言っても、その店によって雰囲気はバラバラで、
 自分にとって居心地の良い本屋さん、長時間は楽しめない本屋さん
 ついつい買いたくなる本が揃っている本屋など、色々とあるんだよね!
 その店ごとの特色を見極めるのも面白いんだよね!と共感しながら
 その箇所を楽しんだ。

 こういった本屋エピソードが見事に謎と結びついているところが
 1作目、3作目と2作目の違いかもしれない。
 それでも、十分に楽しめたし、杏子さんと多恵ちゃんのコンビは素敵だった。

配達あかずきん/大崎梢

2008年11月04日 22時52分39秒 | 読書歴
86.配達あかずきん~威風堂書店事件メモ~/大崎梢
■ストーリ
 「いいよんさんわん」―近所に住む老人に頼まれたという謎の探求書リスト。
 コミック『あさきゆめみし』を購入後、失踪した母の行方を探しに来た女性。
 配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真。
 駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と勘の良い
 アルバイト店員・多絵のふたりは、さまざまな謎に取り組んでいく。
 元書店員が描く本格書店ミステリ。

■感想 ☆☆☆*
 うっかりシリーズ3作目から読んでしまった「威風堂」。
 第1作目、2作目を見つけたため、喜び勇んで借りてきた。

 カテゴリは「日常の謎」。本屋の店員が遭遇したちょっとした謎に挑む話。
 「殺人」も「盗み」もないけれど、シリーズ1作目の第1話は見事、
 犯罪に結びついていた。その結びつき方が見事で、第1話から威風堂の
 世界にすっかり入り込んでしまった。

 けれど、この本の主役は、「謎」ではなく、あくまでも「本屋」や
 「本屋店員」。本好きには身近な存在の「本屋」について、またそこで
 働く人々について、私はまったく知らなかったことを思い知らされる。
 本屋の店員さんは、本が好きでこの職業を選んだ人がほとんど。
 本が好きだけれど、本が好きという気持ちだけでは成り立たない本屋さん。
 「本を売っているところ」という認識以上に、様々な仕事があふれている
 本屋さんの魅力をあますところなく伝えてくれた。
 読書離れだの、大変な出版不況だのと言われ続けているここ数年、
 雑誌の廃刊も相次いでいて、一読者にすぎない私でさえ、その不況ぶりを
 肌で感じることも多い。それでも、本が好きだからこそ、続けられる
 本好きのための職業なんだろうな、とヒロイン杏子さんを微笑ましく
 見守った。

 読み終えた後、本や雑誌は、コンビニではなく、本屋で買おう、とか
 お気に入りの本屋をひとつ決めて、そこで本を買うようにしよう、とか
 そういった小さな決意をいくつかした。
 本屋さんを心から応援したくなる本。
 本好きさんには、ぜひ読んでほしい。

 また、ラストのおまけ、書店員さんたちの座談会もお勧め。
 本屋さんが読んだこの本の感想によって、この本がかなり現実の
 書店業界を反映させていることが分かる。書店員さんの
 フィクション抜きの経験談も、本編とは別に1冊にまとめてほしいほど
 おもしろい。この作品のサブタイトルが決まっていく過程も読めて
 お得な気分にさせられるおまけでした。

野生の証明/森村誠一

2008年11月04日 22時49分45秒 | 読書歴
85.野生の証明/森村誠一
■ストーリ
 山村で起こった大量殺人事件の三日後、集落唯一の生存者の少女が
 発見された。少女は両親を目前で殺されたショックで「青い服を着た
 男の人」という以外の記憶を失っていた。多くの人命を奪った事件で
 あったが、まったく手がかりは残されていなかった。しかし意外な
 ところから、事件の糸口が見つかり・・・。
 人間の心奥に潜んだ野性を鋭く追求した作品。

■感想 ☆☆☆
 「時代」を感じさせられ、その世界観にあまり入り込めなかった
 「人間の証明」と比べると、「野生の証明」はしっかり物語の中に
 入り込んで楽しむことができた。しかし、それは「時代を感じさせない」
 わけではなく、どちらかというとSFやファンタジーのように
 まったく異なる世界のことのように思えたからかもしれない。
 リアリティなど考えず、その作られた世界に入り込み、楽しむことが
 できた。
 有力な財閥一族に市の警察や新聞、政治が牛耳られていたり
 自衛隊の特殊部隊が人里離れた村で特殊訓練をしていたり、
 その村が昔話に出てくるようなだったり、と割と荒唐無稽で、
 この小説は、発表された当初、どういったふうに読まれていたのだろう
 といらぬお世話的な感想を抱いてしまった。
 だからといって、この作品がおもしろくないわけではない。
 「ヒロイン」だと思っていた女性が中盤で亡くなってしまったり、
 主人公だと思っていた男性が結局のところ、いい人なのか悪い人なのか
 終盤まで判断がつかなかったりするため、最後までドキドキしながら
 ストーリを追うことができた。
 ラストのオチまで、みごとにSF的、ファンタジー的。
 面白かったけれど、読み終わって少し脱力してしまった点は否めない。

 ちなみに、角川映画で有名なシーンは、小説内にはありません。
 この作品の映画化、しかも角川作品、となると、
 かなりのトンデモ映画なのではないかと期待が膨らみ
 ちょっぴり見てみたい気もするのです。

秋の風物詩

2008年11月03日 23時10分00秒 | 日常生活
この季節、教会はバザーシーズンです。
おかげで、ワタクシもこの二日間は、
今、お世話になっている教会と、以前お世話になっていた教会の
バザーのお手伝いを満喫いたしました。
意外と肉体労働が多いバザー準備で
両日共に、夕方5時ごろにはぐったりと疲れきっていた連休でした。

本日は、以前お世話になっていた教会のバザー会場にて
喫茶(デザート)コーナーの売り子を担当。
甘い匂いと、おいしそうなケーキの大群に囲まれて
思わず自制心を失ってしまったワタクシ。
自宅に持ち帰るために、売り切れる前に自分用のケーキを物陰に隠し
なおかつ、少し大きめに切ってしまったシフォンケーキを
「大きめに切っちゃったから、不公平に見えちゃうよね。」
と、正規価格にほんの少しイロをつけて
結局、自分でほおばって、と売り子としても買い手としても大活躍。

教会名物のシフォンケーキは、甘くてとってもウンマイのです。
しかし、少々大きく切りすぎた、と思ったケーキは
思っていた以上にデカく、それだけにとてつもなくアマい!
おいしいけど、アマい!!

というわけで、しばらくすると、
甘くないものが食べたくなってきました。
何かないかしらー?
うどんとか、カレーとか、うどんとか。
と、「甘くないもの」を求めて売り場をさまよう売り子。
しかし、不景気の折、「バザー」という言葉がお得感を醸し出したのか
例年以上にたくさんの人が訪れてくれた今年のバザー。
ごった換えしていた会場では、既にうどんが売り切れており、
カレーライス用のライスも売り切れ。
仕方なく、カレーライスライス抜きを格安で売ってもらい
会場でカレーをほおばる売り子。

「ちょっと、さっきから見るたびに、何か食べとんやけど。
 ずっと、何か食べ続けとうやろ?」
と、レジ係からは至極まっとうな指摘を受ける始末。
まっとうすぎて、返す言葉もありません。
でも、甘くないものも食べられたし、次は甘いものに戻る予定なんだけどな。
チョコレートムースにも目をつけてるんだけどな。
しまった!取り置きしていないから売れてしまう!!
と、あたふたしながら売り場に戻り、ムースをそっと確保する売り子。

バザー終了後には、
売れ残っていたチョコレートブラウニーを更にほお張り、
おなかがはち切れそうになりました。
ちょっぴり反省して、ぜんざいに手を出すのは、さすがに我慢。

とにもかくにも、バザーは無事に終わりました。
売り上げも人出も例年以上を記録し、大盛況。
充実した一日にすることができました。

すべての片づけが終わった後、夕食用に惣菜を確保。
なにせ、本日、家を出る際、家族には
「夕食用におでんを買って帰るから!
 夕食の準備はまったくしなくていいから!」
とまるで釣りを楽しむ日曜のお父さん的な発言をしてきたのです。
豪語した以上、しっかり惣菜を確保しなくては!

というわけで、帰る際のワタクシの荷物の数々。
 ・おでんたくさん
  →帰り着いて、おなべに移したところ、
   軽々、お鍋一杯分ありました。
 ・かぼちゃの煮物     2パック
 ・おからサラダ      2パック
 ・きびなごのマリネ    1パック
 ・大豆の煮物       1パック
 ・金時豆の煮物      1パック
 ・クッキー        2袋
 ・チョコレートブラウニー 4箱

これだけの荷物を持って新幹線に乗りましたとも。
かなり「お弁当」臭漂わせる迷惑な乗客でしたが
おかげで、祖母にも妹にもおすそ分けすることができました。
しかし。
持ち帰ったものはこれだけではありませんでした。

入浴後、体重計が示した数字は、昨日プラス2キロ。
バザーは、教会の秋の風物詩ですが
ワタクシの旺盛な食欲は秋に限らず、年間を通しての風物詩です。

仕込み不足

2008年11月01日 23時08分28秒 | 日常生活
今年の新人君の披露宴ですっかり油断して過ごしていたところ
「ブーケトス」イベントにて、うっかり名前を呼ばれてしまいました。

・・・え?ワタクシ?
名前を呼ばれて前に出ている方々、
明らかに今年の新人さんの同級生なんですけど。
年代が異なる方々は、新婦の親戚の中学生と新郎の妹さんと
そして、ワタクシ、なんですけど。
反対方向に年代が違うのはワタクシだけなんですけど。
と、複雑な気持ちを抱えながらも前に出て行くと
会社の先輩方、後輩たちが大きな声で声援を送ってくれました。

「のりぞうさーん!ちゃんと取ってくださいよー!!」
「大丈夫!のりぞうさんは、やればできる子ですから!!」
「のりぞーうー!!」
「幸せは、自分の手でつかめー!!」

・・・皆様、声援アリガトウゴザイマス。
ワタクシ、感無量でございます。
かくなる上は、ありったけの念を込めて
リボンをひかせていただきます!

と、勢いよくリボンをひっぱったものの
あえなく外れてしまいました。
そらそーだよね。
もう2回もブーケをもらっちゃったもの。
しかも、2回目のブーケは先月出席した結婚式だもの。
さすがに立て続けにブーケは巡ってこないよね。

と、思ったものの、声援をいただいていただけに
ちょっぴりがっかり。ちぇ。

その後の歓談の時間。
「あれは、仕込み不足だよね。
 やっぱりあの場は先輩を立てんとねぇ?」
と慰めてくださる先輩。
「ブーケまで逃してしまって、のりぞうさんは
 今後、どうするつもりなんすか!」
と、絡んでくる後輩。
「でも、一番、あたりさわりのない子に当たってよかったよね。
 妙に切羽詰まった年代の女性に当たるよりも
 中学生に当たるほうが、みんなの幸せだよ。」
と、冷静に分析する先輩。

・・・・え?なんですと?
うっかりさらっと聞き逃すところでしたけど。
妙に切羽詰まった年代の女性?

えっと。
おのれに対する世間の認識を肌で実感いたしました。

監督不行き届き

2008年11月01日 22時51分28秒 | 日常生活
「ちょっと!人材開発課!!どうなってんの?!」
と言われることが多かったここ最近。
5年前の新人さんの情報の取り扱いがなってない、とか
4年前の新人さんのパソコンの保管方法がなってない、とか
9年前の新人さんの考え方が甘い、とか
なんやかんやで
「ちょっと!ちょっと!新人研修でちゃんと教えた?」
と尋ねられる日々。

・・・新人研修の効力はそんなに長くありませんから。
9年前の新人さんなんて、新人研修で何学んだかすら
覚えてない可能性が高いのに・・・。
みんな新人研修に期待大きすぎー。
と、他人事のように憤慨していたワタクシですが。

本日、今年の新人さんの結婚披露宴に参加するべく
鹿児島まで行って来ました。
昨年、今年とほぼ毎月のように結婚式に出席しているワタクシ。
昨年は福岡開催のみだったので和服オンリーで出席でしたが
今年は遠征も多く、ワンピースの活躍度高し。
どちらも普段の洋服からするとお値段高めで買うときに迷ったものの、
十分にもとを取っているなぁ、としみじみ。
もとは取れているけれども、
それ以外にもなんやかんや入り用なのが玉に瑕ですが
それでも、幸せオーラ満開、笑顔いっぱいの結婚式は
出席すると幸せをおすそわけしていただけるので大好きです。

しかし。
幸せをおすそ分けしていただくどころではなかった本日の結婚披露宴。
今年の新人さんと同じテーブルに組み込まれていたのですが
開始10分前になってもテーブルの半分、3つの席が埋まりません。
遅れてきている新人さんの分までひたすらやきもきするワタクシ。

どゆこと?大丈夫?間に合う?
このテーブル以外、全員揃ってますわよ?
確実に「このテーブル待ち」みたいな雰囲気が
披露宴会場の従業員の方々から漂ってますわよ?

大体、間に合っているふたりの新人さんは
東京からやってきたふたりなのです。
ひとりは、夜中3時に起きて、6時50分の飛行機に乗って
鹿児島に上陸しているというのに、福岡組がまだ来ていないって
どゆことなのさー!きー!!

と、やきもきし続けていたら、ようやくひとりが到着しました。
よかった!間に合った!!あとふたり!
そのうちのひとりは、到着したばかりの新人君と同じ部署です。
これで、ひとりは電話で状況を聞くことができそう。

と、電話連絡する間もなく、彼が状況を教えてくれました。

「す、すみません・・・。彼は。彼は。
 色々あって、本日は来られませんっ。」
なんですとー!?
ど、ドタキャンっつーやつですか?

他人事ですが、他人事と思えず、心臓をばくばくさせていると
余裕で間に合っていた新人君のひとりも
遅れているもうひとりの新人君とようやく連絡がついたようで
状況を聞いている会話が聞こえてきました。

「遅れそう?うん。うん。分かった。
 で、今、どこ?
 ・・・え?!八代?!」

・・・や、やつしろーーーーーーーーーーーーー!?
八代って、熊本県の八代?
つまり、まだ鹿児島スイッチも入ってないってこと?!

隣で感慨深げにつぶやく新人君。
「のりぞうさん。ボク、学びました。
 結婚式に招待する友人は、ちゃんと当日に来てくれそうな人を
 選ばなきゃいけないんですね。しかも時間通りに。」



・・・・いや、ダイジョーブ。
たいていの友人は、ちゃんと時間通りに来てくれるから。
「選ぶ」というほど大変な作業じゃないはず。

でもって。
他のテーブルにいた先輩からは
「のりぞうくん。今年の新人は社長なみの大物ばかりだねぇ。
 新人研修でちゃんと『時間厳守』って教えた?」
というご指摘をいただきました。

・・・はい。もう、先輩方の仰せのとおりです。
さすがに、今年の新人さんだと
新人研修の効力期限切れは主張できません。

そんなこんなで、なんやかんやありましたが
結局のところ、楽しい楽しい結婚式でした。
幸せそうなおふたりの姿に、笑顔をたくさんいただきました。

ゴブサータでしたが

2008年11月01日 22時09分41秒 | 日常生活
ご無沙汰です。
久々のブログです。
年に1,2回、更新が滞る時期があるので
何もなかったかのように再開しようかとも思いましたが
数人のありがたい友人から
「飽きちゃった?」とか
「元気なくしてる?」とか
「もしかして倒れたのかと思って・・・」とか
「か、カレシができた?!」とか
そういった心配メールをいただいたため、
とりあえず「ありがとう」から始めてみようかと。

えっと。色々と心配してくださってありがとう。
ブログに飽きてなんかいません。
きちんと元気です。
飲み会が多かったせいか、体調を崩し気味でしたが復活しました。
カレシね。カレシ。まあ、この辺りは重要課題として認識しつつ。

そんなこんなで元気に暮らしてます。
ブログも無理せず、楽しみながら続けます。
自分が思っている以上に、会社の方々に知られていて
柄にもなく「滅多なことは書けねーぜ。」などと
萎縮した時期もありましたが、
結局のところ、思ったまま感じたままにしか書けないので
無理せず、飾らず、趣味として好きなように書き続けるのです。

まーね。2年生さんからは
「のりぞうさん。あれ、本当に全部、自分で書いているんですか?!
 本の感想も?何もかも?
 絶対に!もっと他のことに時間を使ったほうがいいですって!!」
と力説されましたけど。

・・・いい後輩を持ったなぁ。