のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

スパイク/松尾由美

2005年04月19日 01時25分10秒 | 読書歴
デビュー時から一貫して「女性の自立」を
ミステリーとファンタジーを絡めつつ
論じてきた松尾由美には珍しく、
本作品は「恋物語」である。

それも「切なさ全開」の恋物語。

詳細を話すと、どうしてもネタバレになってしまうため
詳しくはいえないが、おとぎの国の住民といわれてきた
のりぞうにとっては「理想」の恋だった。

「恋愛」って生身の人間が織り成すため
どうしてもどろどろしたものになってしまう。
そのどろどろしたものがどうしても苦手で
ついつい避けてしまうけれど、本来、その感情自体は
かわいらしいもののはず。

そういった恋愛感情の「かわいらしさ」には
共感できた。もっとも、松尾由美らしく
シニカルな視点も織り込まれているのだが。

シニカルといえば、本書で大活躍する
主人公の飼い犬「スパイク」の
もうひとつの意味からしてシニカルである。
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2 コメント

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どろどろ (繊細な竹輪)
2005-04-19 12:39:10
のりぞうさんの「理想の恋愛」。

興味ありますね。どんな感じなんでしょうね。

読んでみようかな、読めば分かるかな?

どろどろ・・・

恋愛は無償の愛ではないですからね。

根本にあるのは独占欲と見返りを求める心。

好きであればあるほど顕著なもの。

のりぞうさんのいう"どろどろ"が分からないので

ヒマな時にでも教えてくださいな。

恋の病で仕事が手につかないのりぞうさんを見てみたい。
恋愛観 (のりぞう)
2005-04-21 02:32:17
恋の病で何も手に付かない自分が嫌いなので

恋には落ちないようにしています。

これがのりぞうの恋愛観。



見返りは求めないけど

独占欲は強いのよ。



恋に落ちると

自分が女性だと自覚するから嫌いです。



ま、こんな話はまたいずれ。

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