のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

魔王

2008年09月25日 22時08分12秒 | テレビ鑑賞
■魔王
■のりぞう的2008年度夏クール1位
■金曜22時TBS放送
■出演:大野智、生田斗真、小林涼子、田中圭、劇団ひとり
    忍成修吾、上原美佐、三宅裕司、石坂浩二
■ストーリ
 成瀬弁護士事務所所長で、弁護士である成瀬領(大野智)は、
 11年前に、弟・英雄を殺害され、加害者の少年は正当防衛による
 無罪となったという過去を持つ。彼は、今でも犯人に対して
 深い憎悪を抱いていた。一方、警視庁渋谷東署の刑事で、検挙率
 ナンバー1である芹沢直人(生田斗真)は、世の中の悪を憎む
 正義感の強い青年。だが、実は11年前、領の弟である英雄を刺殺した
 張本人であった。そんな直人のもとに「雨野真実」という名の
 謎の差出人から、一枚のタロットカードが送られてくる。
 「魔王」成瀬領による緻密に計算された復讐劇が、幕を開ける。

■感想
 コンサートを見に行って以来、大ファンとなってしまった
 (なんとなく、“あぁ、ファンになっちゃったよ・・・”という
 想いがぬぐえないのです。なんとなくね。)大野さんの初主演
 ドラマです。そして、韓国で大ヒットしたドラマのリメイクです。

 もう毎週毎週、続きが気になって気になってたまらないドラマでした。
 見終わった瞬間から「続きはどーなるの?!」「これ、どんな
 決着をつけるつもりなの?!」とラストまで待ちきれない感じ。

 出演陣がみんな演技上手だったことも、物語にひきこまれた要因かも。
 納得の演技で実にふてぶてしい悪役を演じきった石坂さん。
 最後まで悪役のままかと思いきや、最後の最後で、子供たちへの
 愛情をしっかりと表し、物語をより一層物悲しく終わらせていました。
 最初から最後まで、芹沢直人を暖かく優しく見守り続けた三宅さん。
 懐の大きな上司っぷりが素敵でした。
 変な役、狂った役をやらせたら、若手の中ではピカイチなのでは
 ないかと、ワタクシが勝手に思っている 清水優さんは、今回も
 その怪演振りをあますことなく披露していました。

 そして、小林涼子ちゃん。
 涙をぽろぽろと流して、領と直人を見守り続けた心の清らかな
 ヒロインは、この重苦しいドラマの中で唯一、心温まる場面でした。
 領のことが好きで、領も彼女のことが好きなのに、思いを
 伝えることもできないふたりがもどかしくて、もどかしくて。
 もう本当に、ここしばらく見たことがないぐらい可憐で清純な
 ヒロインさんでした。

 でもって、主役二人。
 とにかくかっこよかった。迫力の演技でした。
 正直、ここまでドラマの世界に惹き付けられるとは。
 ますますふたりのファンになりました。

 でも、ラストは辛く重苦しいものでした。
 ドラマを見ながら、このドラマでハッピーエンドはありえない
 と覚悟してはいたものの、予想以上に悲惨な結末で、
 見終わった後に、かなりブルーになってしまいました。
 すっごく好きだったドラマだけれど、たぶん再放送があっても
 見ないと思うのです。それぐらい辛い結末でした。


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2 コメント

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魔王 (いも男爵)
2008-09-26 02:01:02
まだ見てないけど昔から大好きな役者の嶋田久作がでてるんで今度見たいなと思います。
嶋田久作、良いなあ。のりぞうのコメントには一言も触れられてなかったけどなあ。
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お返事☆ (のりぞう)
2008-09-28 23:54:14
■いも男爵どの
 嶋田さんね。出てましたよ。
 ものすごくインパクトありましたが
 出番はほんの少しです。
 感想を言う暇もないくらいほんの少し。
 でも、面白いので、お暇なときにぜひ見てみてね。
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