CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-118「静かなるドン 前編」(日本)

2023年05月19日 00時56分44秒 | 日本映画
あの人は堅気じゃないですかあ
 関東最大規模の暴力団「新鮮組」のひとり息子として生まれ育った近藤静也。その生まれに反してヤクザを嫌い、堅気として生きたいと願う彼はデザイン会社に就職し、いまどきの草食系男子として日々を過ごしていた。
 しかし、新鮮組の総長が何者かに射殺されたことで、静也は次期総長の候補となってしまう。
 当初はその頼みを断った静也だったが、新鮮組の跡目を巡る争いが激化し、ヤクザの横暴が一般市民におよんでいる様子を見て見ぬふりはできなくなり。(「作品資料」より)


 人気コミックの実写化作品。

 これまでにも何度か映像化されているが、袴田吉彦が主演した作品だけ観たことがあるな。

 原作は未読。

 今回、主人公の近藤静也を演じるのは、「冬薔薇」等の伊藤健太郎で、4つのエピソードを2つずつ公開する、その前編が本作。

 関東最大組織の新鮮組の総長が射殺され、跡目争いで揺らぐ中、次期総長の候補となるのは、先代の一人息子である静也。

 しかし、静也はヤクザを嫌い、堅気としてデザイン会社で働いている。

 総長の話を断る静也であるが、跡目争いが激化し、一般市民にまで影響を及ぼし始め、静也は総長となり、ヤクザの世界を変えようと決意する。

 総長にはなるが、デザイン会社の仕事も続けており、いわゆる昼の顔と夜の顔を持つ男のようになっていく。

 そんな中、関西を拠点とする鬼州組が、関東進出、日本統一を狙い、静也と新鮮組に襲い掛かって来る。

 クリーンなヤクザなるものを目指す静也であるが、果たして迫り来る暴力に対し、どのように立ち向かうのか。

 更にデザイン会社で憧れの女性、秋野明美と変装した姿で顔を合せた時、明美は総長である静也に想いを寄せるようになっていく。

 そして、その明美にも身の危険が及ぶようになる。

 昼と夜の顔を持つ男が、どのように新鮮組を、更にヤクザの世界を変えていくのか。

 二つのエピソードでは、早々に困難な目に遭うのだが、まずは序章というところ。

 静也の立場が、ちょっと異色で、展開気になる作品である。

/5

監督:山口健人
出演:伊藤健太郎、筧美和子、深水元基、本宮泰風、三宅弘城、坪倉由幸、内田慈、朝井大智、小西貴大、藤井陽人、今野杏南、宮崎吐夢、筒井真理子、寺島進
於:池袋HUMAX CINEMAS

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