CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-168ストリート・オブ・ファイヤー」(アメリカ)

2018年08月08日 23時03分49秒 | アメリカ映画
任務がやって来たぞ
 高架線と路地裏の多い街、リッチモンド。リッチモンド生まれのロック・クイーン、エレン・エイムがアタッカーズを引き連れて凱旋して来た。ロック・コンサート会場は熱気に包まれ、ピークに達しようとしていた。
その時、ストリートギャングボンバーズのリーダー、レイヴェンが手下を指揮してステージに乱入、エレンを連れ去った。その夜、レストランで働くリーヴァは弟のトム・コーディに手紙を出した。トムはエレンのかつての恋人で、彼女の危機を知れば弟が街に戻ってくることをリーヴァは知っていた。
 数日後、ロングコートに身を包んだトムが帰ってきた。(「KINENOTE」より)


 1984年製作、日本でも公開され、ヒットした青春ロックンロール・ムービー。
 デジタル・リマスター版にてのリバイバル公開。

 〝ロックンロールの寓話〟

 最初にそのようなテロップが流れるが、正に話の展開はそんな感じだったな。

 人気ロック歌手のエレンは生まれた街に戻って、コンサートを開くが、その途中でストリート・ギャング、ボンバーズにさらわれてしまう。

 そんな彼女を取り返すため、エレンのかつての恋人であるトムが故郷に戻り、ボンバーズからエレンを取り戻すため、彼らの根城へと向かう。

 
 ストーリーは、トムたちのエレン奪還の様子とその後の逃走、そしてボンバーズ、リーダーであるレイヴェンとトムの対決と描かれる。

 人気歌手がさらわれるという大事件であるが、警察が動くこともなく、かつての不良少年が取り戻すために動き出すという展開。

 しかも、トムとエレンはかつての恋人同士であったが、それぞれの道を歩むため別れてしまったという経緯。

 逃走のため一緒に行動していく中で、再び心が寄り添い始めるのか。

 
 ストーリー自体はそれ程目を見張るような感じではなかったが、全編を彩る曲の数々が、気分を盛り上げてくれる。

 洋楽にはそれ程通じていないので、ハッキリとは判らないが、聴いたことのある曲もあったかな。

 エレンが最後に歌う「今夜はAngel」は確実に聴いたことあったな。


 エレンを演じたのは、「ジャスティス・リーグ」等のダイアン・レイン。
 レイヴェンを演じたのは、「セブン・シスターズ」のウィレム・デフォー。
 当然ながら二人とも若い。

 トムを演じたマイケル・パレはよく知らないな。

 数々の曲に彩られて展開する青春ムービー。バイオレンスでもないし、ラブ・ストーリーとしても弱めであるが、ラストの展開などは印象深い作品だった。

/5

監督:ウォルター・ヒル
出演:マイケル・パレ、ダイアン・レイン、リック・モラニス、エイミー・マディガン、ウィレム・デフォー
    リック・ロソヴィッチ、ビル・パクストン、デボラ・ヴァン・フォルケンバーグ、リチャード・ローソン
於:シネマート新宿

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