CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-154「ブラッド・インフェルノ」(アルゼンチン・ニュージーランド)

2018年07月22日 17時04分12秒 | アルゼンチン映画
自家製の肉のミートパイだ
 大洪水により今や廃墟となったエピクエンの町に、映画の撮影のためにやってきたカーラら6人の若者たち。
 途中で車が立ち往生してしまい、ヴァスコはガソリンスタンドへ助けを呼びに行く。その間カーラ、ディエゴ、エリカの3人は、撮影しに墓地へ。
 日が落ち車に戻ったところ、他の3人の姿がない。仲間を探すカーラたち3人を、人の顔の皮で作った仮面をつけた怪しげな何者かが待ち受けていた。(「KINENOTE」より)


 大洪水によって水没し、その後水位が下がったものの廃墟となってしまった町、エピクエン。

 そのエピクエンの生まれである女性、カーラと5人の若者たちがドキュメンタリーの撮影のため町へやって来る。

 そして、そこで思いも寄らぬ恐怖に直面することになる姿を描いたサスペンス・ホラー。

 
 廃墟となった町で、仮面を付けた何者かたちに襲われる一行。

 頭部破壊や足切断、そして内臓をさらけだされるなど、残酷描写もあり、スプラッタ・ホラーという感じである。

 果たして、一行を襲った者たちは何者で、どういう理由で襲うのか。

 どうやら、彼らは食人を繰り返しながら、生き延びてきた者たちのようであるが、襲撃した後の展開では、必ずしも食人がメインとなっている感じではなかったな。

 ある意味、お楽しみのためにやっているような雰囲気もある。


 ことが起こるまでの展開が少々間延びしているような印象も受け、実際残酷だなという描写も少なめだったかなという印象。


 最後に彼らの正体が明かされ、そして隠されていた、ある真実も明らかになるという展開。

 残酷描写には頑張っている感が出ているが、ややストーリーの展開としては物足りなさを感じる作品だったかな。

/5

監督:ルチアーノ・オネッティ、ニコラス・オネッティ
出演:アグスティン・パデッラ、ヴィクトリア・モレッツ、ダミアン・ドレイジク
    ヴィクトリオ・ダレッサンドロ、ポーラ・ブラスカ、タマラ・ガルソン
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 18-153「ワイルド・ブレイブ... | トップ | 18-155「インフィニティ」(... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アルゼンチン映画」カテゴリの最新記事