CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-271「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」(アメリカ)

2022年12月08日 00時56分06秒 | アメリカ映画
自分が何者か示しなさい
 国王ティ・チャラが病により命を落とし、悲しみに包まれるワカンダ。先代の王ティ・チャカの妻であり、ティ・チャラの母でもあるラモンダが玉座に着き、悲しみを乗り越えて新たな一歩を踏み出そうとしていた。
 そんな大きな岐路に立たされたワカンダに、新たな敵となる海の帝国タロカンの脅威が迫っていた。(「作品資料」より)


 2018年製作、MCUの一本「ブラックパンサー」の続編。

 世界的にも大ヒットし、アカデミー作品賞にもノミネートされた作品。

 続編ももちろん期待されていたが、主人公、ブラックパンサーであるティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンが病気で亡くなってしまう。

 果たして、続編はあるのかと思っていたが、本作が製作。

 ブラックパンサーであるティ・チャラが亡くなるシーンから本作は始まる。

 国王の死で悲しみに暮れるワカンダであるが、特に妹のシュリは悲嘆にくれる。

 そんな中、ワカンダと同じく、ヴィブラニウムを保持する海底王国と衝突することとなるワカンダ。

 更なる悲しみの中、シュリはワカンダの民を護るため、そして個人的な復讐のため海底王国、タロカンとの戦いに挑む。

 前作のあらすじを読んで思い出したが、本作のストーリーは、前作を倣うような展開になっていたな。

 兄、ティ・チャラを失ったことによる悲しみ、科学者として兄を救えなかった自分への苛立ちと諦念。

 そして、一番気になるのは、新たなブラックパンサーが登場するのかどうかというところ。

 その辺りは、ある程度予測できることではあったが。

 クライマックスの戦闘シーンでは、ブラックパンサーの他にもアーマード・スーツをまとった者たちも活躍する。

 アクション・シーンは期待通りのものだったな。

 愛する人を亡くした者の再生の物語。

 単純なヒーロー作品ではないところがあったな。

 エンドロール途中で、やはり映像があるのだが、これはシュリにとって更なる喜びであろうか。

/5

監督:ライアン・クーグラー
出演:レティーシャ・ライト、ルピタ・ニョンゴ、ダナイ・グリラ、ウィンストン・デューク、ドミニク・ソーン、フローレンス・カスンバ
   ミカエラ・コール、テノッチ・ウエルタ・メヒア、マーティン・フリーマン、アンジェラ・バセット、アレックス・リビナリ、マベル・カデナ
於:TOHOシネマズ日比谷

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