CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-269「耳をすませば」(日本)

2022年12月05日 22時29分14秒 | 日本映画
胸に手を当てて考えてって言うでしょ
 読書好きな中学生・月島雫は、図書貸出カードでよく名前を見かけていた天沢聖司と最悪の出会いを果たす。しかし雫は聖司に大きな夢があることを知り、次第に彼にひかれていく。
 そんな聖司に背中を押され自身も夢を持つようになる雫だったが、聖司は夢をかなえるためイタリアへ渡ることに。2人は離れ離れになってもそれぞれの夢を追い、10年後に再会することを誓い合う。
 それから10年が過ぎた1999年。出版社で働きながら夢を追い続ける雫は、イタリアで奮闘する聖司を想うことで自分を奮い立たせていたが。(「作品資料」より)


 スタジオジブリで1995年にアニメが製作されたコミックを実写映画化した作品。

 アニメ版の方はTVで放映されていたのを何となく流して観た程度だったかな。

 原作及びアニメで描かれた雫と聖司の物語の10年後をオリジナル・ストーリーとして描いている。

 一応、アニメと同じだと思われる中学時代のエピソードも並行して描かれてはいる。

 プロのチェリストになる夢を持ってイタリアへと渡った聖司。

 そんな聖司と日本にいて、10年間も遠距離恋愛をしている雫であるが、物語を書くという夢もなかなかうまくいかず、更に勤めている出版社でも仕事に失敗し、大きく悩んでいる。

 イタリアで夢を追いかけている聖司を想って、何とか奮闘する雫であるが、いよいよ心折れそうになり、意を決し、聖司に会いにイタリアへ行くことにする。

 イタリアでバンドを組んでいる聖司も、どこか悩んで、追い詰められている様子もあり、雫が来ることによって気持ちも変わるのかなと思ったが、遠く離れていた恋人が会いに来るというシチュエーションで、その展開は非常にオーソドックス。

 ある意味、決着をつけたという展開で、新たな道に踏み出そうとする雫の姿で物語が終わるのかと思った。

 しかし、最後は急展開だったな。

 アニメでは「カントリー・ロード」がメイン曲だったと記憶していたが、本作では「翼をください」がメイン曲だったな。

/5

監督:平川雄一朗
出演:清野菜名、松坂桃李、山田裕貴、内田理央、安原琉那、中川翼、荒木飛羽、住友沙来、音尾琢真、松本まりか、中田圭祐、小林隆、森口瑤子、田中圭、近藤正臣
於:新宿ピカデリー

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