CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-110「D5 5人の探偵」(日本)

2018年05月09日 00時55分56秒 | 日本映画
人間だけが犯す過ち
 とある劇場の舞台上に、互いに面識のない5人の探偵が集められた。
 客席に1人だけ座っている観客は死体。すると舞台セットの絵画に仕込まれたスピーカーから“マスターQ”と名乗る依頼主が話し始める。いわく、彼は亡くなった被害者の親友で、48時間以内に犯人を突き止めてほしい、ただし警察には極秘にすること、とのこと。
 戸惑いつつも、探偵のプライドにかけて事件の解決に乗り出す5人だったが。(「allcinema」より)


 何者かに集められた5人の探偵が、不可思議な状況にある事件を解決していくシチュエーション・ミステリー。

 5人の探偵を演じるのは、声優ばかり、ということらしい。
 名前を聞いたことある人もいるし、さすがに話すと、皆いい声だったな。

 その5人の探偵が集められたのは、ある劇場。
 観客席に一人の死体。

 そして、スピーカーから流れる声から、48時間以内に犯人を突き止めるよう依頼される。


 基本的には、ほとんど劇場だけで物語は展開され、しかも5人は舞台上にいるので、ちょっと舞台劇のような雰囲気があったな。

 真相が明かされる展開は、正に舞台のような演出だったように感じる。


 犯人捜しといえども、劇場から出ず、一人だけが聞き込みしたり、科捜研に出向いたりするくらい。

 あとは、5人が推理を進めて、それを披露する展開で、声はよく聞くことは出来たかな。

 天才的ハッカーが一人いるので、彼がコンピュータで色々なものを調べだしていく。

 こうして、5人の探偵は事件の真相を突き止めるのだが、意外な真相であると共に、なかなかシニカルな内容だったな。

 
 推理によれば、5人が選ばれたのには理由がある、と言っていたが、そのあたりはハッキリされなかったな。

 台詞劇によるミステリーという感じであったが、事件の真相、話の行き着く先が気になる展開で、面白い作品ではあった。

/5

監督:GEN TAKAHASHI
出演:緑川光、小西克幸、岸尾だいすけ、浪川大輔、森久保祥太郎、貴山侑哉、川本淳市、水上竜士
於:池袋HUMAX CINEMAS

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