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CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

25-123「エミリア・ペレス」(フランス)

2025年04月11日 00時20分56秒 | フランス映画

オレの願いはただ1つ、彼女になること

 メキシコシティの弁護士リタは、麻薬カルテルのボスであるマニタスから「女性としての新たな人生を用意してほしい」という極秘の依頼を受ける。リタは完璧な計画を立て、マニタスが性別適合手術を受けるにあたって生じるさまざまな問題をクリアし、マニタスは無事に過去を捨てて姿を消すことに成功する。

 それから数年後、イギリスで新たな人生を歩んでいたリタの前に、エミリア・ペレスという女性として生きるマニタスが現れる。

 それをきっかけに、彼女たちの人生が再び動き出す。(「作品資料」より)

 

 悪名高き麻薬王のマニタスが、女性になりないと言い、その手配を弁護士のリタに依頼する。

 リタの手配によりマニタスは死亡したこととなり、性別適合手術を受けたマニタスは女性へと生まれ変わる。

 そこで一件落着かと思ったところ、数年後、女性となったマニタスがリタの目の前に現れる。

 エミリア・ペレスとして。

 エミリアは息子2人と共に暮らしたいと言い出し、リタはスイスに逃したマニタスの妻、ジェシーと2人の息子をメキシコのエミリアの元に連れてくる。

 マニタスの従姉妹として、ジェシーたちと暮らし始めるエミリア。

 マニタスの話では、子供の頃から女性になりたい、所謂性同一性障害のようなことを話していたが、実は単に逃げるためだったのかとも思わされる。

 女性となっても子供のことはやはり愛しているのだろうな。

 ジェシーたちと暮らすことでバレるのではないかと思ったが、やがてエミリアはあることを始めて、人々から頼られ、尊敬される人物となっていく。

 マニタスとして犯した罪を、エミリアとなって償おうとしたよう。

 しかし、ジェシーのある行動が、エミリアに危険をもたらすこととなる。

 本当の自分となって生きていこうとするエミリアの姿を描くヒューマン・ドラマであるが、クライム色も強い話。

 そしてミュージカルである。

 随所に歌とダンスが披露されるが、登場人物の感情や台詞が歌として表される。

 様々なジャンルの歌で披露され、更に掛け合いのような歌もあり、間延びするような感じは受けなかったな。

 もっと女性たちのためにエミリアが行動して、爽快感ある結末となるかと思ったが、そうでもない意外な感じであった。

 それでもマニタスの変身と生き方を、音楽に乗せて描き、興味深い話ではあった。

/5

監督:ジャック・オーディアール

出演:ゾーイ・サルダナ、カルラ・ソフィア・ガスコン、セレーナ・ゴメス、アドリアーナ・パス、エドガー・ラミレス、マーク・イバニール

於:グランドシネマサンシャイン池袋



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