JRT ジズーのマルセイユ☆ルーレット

ジャックラッセルテリア ジズーの「のほほん」な生活。沢山のワン友に巡り会い、果たして素敵なお嫁さんは見つかるのか!?

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

2008年6月22日

2009-08-16 03:36:46 | その他
皆様、大変ご無沙汰をしております。
最後の更新から実に1年以上が経ちました。
この1年は早かった様で、実に長く、時には永遠にも感じる事もありました。

2008年6月22日

この日、我々は新しい家族を授かりました。
予定より大分早く9ヶ月+数日でした。決して楽な出産ではありませんでした。
母子の命に関わる事でした。自分が無力である事に苛立っても、必死に声を殺して祈り続けるしか、そして時が経つのを待つしかありませんでした。

永い夜が明け、母子共に命を取り留めました。
2000グラムに満たない小さな男の子に私達は『岳(がく)』と名付けました。
岳は強い男の子でした。脳性麻痺を抱えていますが、着実に一歩一歩成長してくれました。その姿に自分達が励まされ、支えられ、希望を見い出す事ができたのです。



大きな手術もありました。なかなか我々両親でも決断出来ずにいました。出来る事ならば「代わってやりたい」「自分の脳と代えて欲しい」と思わない日はありませんでした。今でも時折思います。手術を決断した後も「本当に良いのだろうか」「岳の為になるのだろうか」と悩み止むことはありませんでした。それでも手術日当日の朝、岳が見せてくれた表情は強さに満ち溢れていました。息子の頼もしさと自身の情けなさが去来したのです。息子のあの顔はこれから一生涯忘れる事はありません。

1年間。梅雨の明けきらない6月22日に生まれ、暑い夏、そして秋、冬・・・クリスマスもお正月もNICUで家族一緒に迎えました。無力であっても息子に関われる生活は幸せでした。抱っこをすることが出来ました、お風呂に入れることができました、大声で絵本も読みました、お歌も歌いました。何一つ特別なことはありませんが毎日を大事に過ごしてこれた・・・生きる喜び、生かされている意味を息子から教わったのです。



ジズー。1年間毎日お留守番をしてくれました。本当にありがとう。キミがいてくれる事がどんなに大きな意味を持っているのか、ボクはもっと考えなければいけないね。これからもキミが益々岳くんと仲良しになってくれる事を信じているよ。



それから色んなカタチで気持ちを伝えていただいたり、共有してくれた皆様。
そこからは大きな励みが生まれ、益々息子への愛情を強くするのでした。
「岳の友達になる」と言ってくれる友がいました。ご家族での経験をお話しくださる友がいました。優しさに満ちたクリスマスカードやバースデーカードが届きました。多くは語らず見守ってくれる友がいました。
皆様には、もっと早く御礼申し上げなければなりませんでした。
本当に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

岳がお家に帰ってきて早2ヵ月半が過ぎようとしています。1歳のお誕生日は、ジズーの4歳のお誕生日と一緒にお家でお祝いすることが出来ました。日々、色々な事はありますが、岳は元気に、そして岳のペースで成長してくれているのが分かります。
猛暑があり、突然の梅雨戻りの様な天気でもありお出かけもままなりませんが、遊びに訪ねてくれるお友達も増え、楽しく過ごしております。
ジズーも岳の良き兄として毎日一緒に遊んでいます。



これからも特別な何かを直ぐ求めるよりも、今の気持ちを忘れずに岳と連れ添っていければと思っています。

「今日という日が岳にとって良い1日であっただろうか?
明日も岳にとって良い1日が訪れますように。」
コメント (10)
この記事をはてなブックマークに追加