猫人雑記

「あたしのにゃにゃにゃにゃんな毎日」
マレーシアからの帰国子女3匹+1匹+人間たちの徒然

身近なペットショップのはなし

2007-10-16 | 猫との暮らしの中で...
これから犬や猫を飼い始める人もいると思います。

ペットショップからでしょうか?
ブリーダーからでしょうか?

飼いはじめる人はまずこのどちらかなんだろうなぁ..
今はまだ。  

もしそうだとしたら、どこのペットショップで選びますか?
どうやってブリーダーを探しますか?

あたしの住んでいたところにはペットショップがたくさんありました。
数多いホームセンター内には必ずといっていいほど生体展示販売がされていました。

展示されている犬や猫のケージには、生年月日と性別、値段、ワクチンの有無が表示されていたと思います。
どこで生まれたかが書かれていたケージは見たことがありません。

あたしも動物を取り巻く現状を知るまでは、気にもならなかったし、
ある程度はお店を信用していたのかもしれません。
でも、今は違います。

もちろん、その犬や猫のせいではないし、売られている仔には罪は無いです。

でも、繁殖犬への心無い現状や、遺伝性疾患が増えてきていることを考えると、
お店を信用しきってしまうことは良くないことだと思っています。
そのお店が繁盛すれば、犬の仕入れ先(あえてこの言い方で)も殖やし続けることでしょう。
繁殖犬、、売られている仔のお母さんとお父さんです。

くり返される交配の中で遺伝性疾患の仔が生まれるだろうという医学的な数字も出されるようになってきました。

とても身近なペットシップ、もしそこが心無いお店であったとしたら、
そこでの購入は、おそらく、悪質な繁殖業者に加担することに繋がって、
ただ産まされるためだけに扱われる犬や猫をも殖やすことに繋がっていきます。

今回の埼玉県動物愛護管理推進計画案の中には、動物取扱業の適正化というのもあります。
これは国(環境省)の発する動物愛護管理法に基づくものです。
届出制から登録制となった動物取扱業にはペットショップも含まれます。
動物取扱業なんたらかんたらというと難しくなってしまうけれど。

ペットショップを見極めることも、あたしたち一般人にできることのひとつだと思っています。

あーーー、なんだかすごく難しくなってしまいましたが
もう少し...

ただ産まされるだけで産まされて、商売道具としか扱われていない繁殖犬猫たちが、産めなくなったあとに捨てられている現実があります。
そんなひどいことが出来る繁殖業者に動物を扱って欲しくないと思います。

悪循環、、 あたしたちの身近なところにもたくさんあります。
知らず知らずのうちに加担していることがたくさんあります。
登録されているから信用できる、、とは思っていませんが、
もしペットショップに足を運んだときには、
登録証明書が目につく場所に掲示されているかどうか探してみてください。

登録証明書の掲示は義務付けられています↓

(標識の掲示)第18条 動物取扱業者は、環境省令で定めるところにより、その事業所ごとに、公衆の見やすい場所に、氏名又は名称、登録番号その他の環境省令で定める事項を記載した標識を掲げなければならない。


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