今までの人生の中、幾度となくダンボールに入れられて捨てられている仔猫に遭遇した。
目も開かぬ10匹の仔猫入りダンボール。
鳴き声も、ネズミのようで、最初何が起こったのかさえわからなかったほど。
我が家の別宅、川原でのキャンプ生活中の早朝の出来事だった。
カラスたちの騒ぐ音で気が付いた。
あっという間に仔猫をくわえて飛び立っていったカラス。
大声あげて駆け寄る旦那におどろいて、くわえていた白猫を離したけれど、目をつつかれていた。
10匹入りのダンボールには、仔猫のほかに、タオルと容器に入れられたミルク(おそらく牛乳?)、 目も開かぬ仔猫が自力で飲めるはずもないのに。
5月、その川原には日帰りでバーベキューをしに大勢の人たちが集まる。
それを知っていて(狙って?)捨てていったのだと思う。
捨てる人の多くは、
「いい人にもらわれるんだよ」 などと思ってるんだろね。
もしかしたらカラスに半殺しにされるかもしれない...なんて思ったりしないんだろね。
想像もつかぬほどの過酷な現実がその仔たちを待っているなんてこと、これぽっちも思わないんだろね。
人間に虐待される仔だっている。
交通事故で死んでしまう猫も後を絶たないし、今、外猫たちの間では、「猫エイズ」 や 「猫白血病」 が流行っているから、猫の本能による縄張り争いなどで、けんかをしたら間違いなく感染するはず。
この他にだって、いくつもの感染症がある。
保健所に持ち込まれたら、苦しいガス殺が待つのみ。
生が保証される仔なんて、ほんの一握りだとあたしは思うよ。
予想以上に過酷な現実なんだよね。
寒い冬のあとには、必ず 春 がやってくる。
春、多くの動物たちが出産の季節を迎える。
うれしいけれど、悲しい春がもうすぐやってくる。
目も開かぬ10匹の仔猫入りダンボール。
鳴き声も、ネズミのようで、最初何が起こったのかさえわからなかったほど。
我が家の別宅、川原でのキャンプ生活中の早朝の出来事だった。
カラスたちの騒ぐ音で気が付いた。
あっという間に仔猫をくわえて飛び立っていったカラス。
大声あげて駆け寄る旦那におどろいて、くわえていた白猫を離したけれど、目をつつかれていた。
10匹入りのダンボールには、仔猫のほかに、タオルと容器に入れられたミルク(おそらく牛乳?)、 目も開かぬ仔猫が自力で飲めるはずもないのに。
5月、その川原には日帰りでバーベキューをしに大勢の人たちが集まる。
それを知っていて(狙って?)捨てていったのだと思う。
捨てる人の多くは、
「いい人にもらわれるんだよ」 などと思ってるんだろね。
もしかしたらカラスに半殺しにされるかもしれない...なんて思ったりしないんだろね。
想像もつかぬほどの過酷な現実がその仔たちを待っているなんてこと、これぽっちも思わないんだろね。
人間に虐待される仔だっている。
交通事故で死んでしまう猫も後を絶たないし、今、外猫たちの間では、「猫エイズ」 や 「猫白血病」 が流行っているから、猫の本能による縄張り争いなどで、けんかをしたら間違いなく感染するはず。
この他にだって、いくつもの感染症がある。
保健所に持ち込まれたら、苦しいガス殺が待つのみ。
生が保証される仔なんて、ほんの一握りだとあたしは思うよ。
予想以上に過酷な現実なんだよね。
寒い冬のあとには、必ず 春 がやってくる。
春、多くの動物たちが出産の季節を迎える。
うれしいけれど、悲しい春がもうすぐやってくる。
うちの職場・・・最近減ったのは何故かわからないけど、一時期は「ダンボールに猫」が後を断たなかった。
私が12歳の時、念願の犬がやってきた。
それまで母は猫を拾って帰ると「もとあったところに返してきなさい」と言って、撫でもせずに返させた。
なんと非常な母だろう、犬猫が嫌いなんだとずっと思っていたけど、こちらの成長と共に「猛愛の人」だと悟った(笑)。それが正しい行いかどうかは、正否のつかないところだと思うが、あえて比較させてもらえば、現代の「情操教育にいいから」という流行の感覚で犬猫を迎えて、無力な彼らにひどい扱いをし続けたり、手放したりするような行為を子供らに見せるような勘違いの親よりは、ずっと偉かったと思う。
母からは「中途半端に命に関わるな」ということを教わったことを今感謝しています。それなりに充実した幸せ家族を得ることができたもん。
何故だろう。
猫を1箱分捨てるということは、産ませたという自覚があるはずだ。産ませないように避妊できたのに?
産ませる以上は全部自分で飼う覚悟はなかったのか?
その上で欲しいという人にゆずるというのが、一番良い流れではないのか?
猫でも犬でもそうだけど「譲る」のが先行しすぎてるのがおかしいのかもって最近思ってるんですよ。
生まれたら誰かがもらってくれるだろう、捨てたら誰かが拾ってくれるだろう・・・見も知らない人間に依存する「たられば症候群」ウィルスが蔓延しているなぁ。
相当たちの悪いウイルスのように思われます。
外猫にご飯をあげて、怒鳴られたり、時には暴力を振るわれたり、勘違いしている人が多いと思う。
捨てた人が悪いのに、ほっておけない人ばかりが悲しい思をする。
でも、少しずつ変わってきているとあたしは思う。
だって、あたしの周りには、変えることを現実に結びつけてる人、結びつけようとしてる人がいるんだものね。
十人十色、色んな考えの人がいると思う。
避妊去勢手術にしてもそう思う。
現実を知れば知るほど、やはり、殖えることと不幸な死が切り離せなくなっていくの。
うちは♂猫だから必要ない...という人もいると思う。
そう言い切るのなら、100%家から外に出さないで欲しいと思う。
発情期の野良猫がいたら、またそこで新しい命が芽生えてしまうんだものね。これも、自分の家さえよければいいってことになるかな?
野良猫たちがみな避妊手術済みだったら...
お外自由な♂猫がいたって不幸な命は増えないよね。
それを一生懸命頑張ってる猫ボラさんたち、地域の人たちがいることを、多くの人に知ってもらいたいと思う。