居酒屋日記

Takeshi ORION Nishimori

ホタル観賞の夕べ

2016年07月17日 | 季節・自然


高田馬場にある「おとめ山公園」で毎年7月に開催される
「ホタル観賞の夕べ」に行ってきました。
おとめ山ってのは江戸時代、将軍家の狩猟場だった頃に、
立ち入り禁止という意味の「御留山」という名が付けられた
…というのが名前の由来だそうだ。
「東京の名湧水57選」に選ばれている公園でもあります。
なので、ホタルの飼育も出来るんですね。

今年は、16日(土)、17日(日)が開催日。
夜7時から。入園は無料。

地味なイベントなので、混まないだろう…
となめていたら、大間違い!
6時からの整理券の配布の前から行列が出来たらしい。

我が家は、のんびり7時過ぎに現場に着いたのですが…
入場を待つとんでもない行列に唖然となりました。
整理券を貰い、列に並んだのが7時20分ころ。
牛歩のような進み方で、列が進むのですが…入口は遠い。



暗い中、街灯の灯りに照らされたホタル待ちの列。
なにやら正月の初詣の列にも見えますな。
途中のコンビニで缶チューハイ買ったのは大正解でした。
ちびちびやりながら待つ事約40分。
8時丁度に列の先頭までたどり着きました。



坂の途中の狭い入口はに着いたら驚いた。
我々は坂の下側に並んだのですが、逆に上側にも大行列が…
2つの列をさばいていたのか?
それでも何とか40分待ちで入場出来ました。
人気のラーメン店に並んだような待ち時間ですね。

促された小さなホタル小屋は、まるでお化け屋敷。
何も見えないくらい真っ暗で、順路には手すりがあります。
それを頼りに進むのですが、足元は全く見えず危ない〜!

写真撮影禁止なので、中の様子は記録出来ませんでしたが…
目が慣れてくると、順路の左右や上に沢山の光が舞っている!
おおお、こんなに沢山のホタルが新宿に居たとは〜。

しかし、ここまで暗くしたら、LED点けてても同じだよ〜
ホタルの光って真っ暗じゃ無くても見えるしね。
もう少し明るくしてくれれば、ホタル自体も確認出来たのに…
と思うとちょっと残念。
火垂るの墓の映画のシーンを思い出しつつ歩いていたら…
あっという間に出口に到達。 え?もう終わり?って気分。
並んだ時間の割に、あっけない〜

やはり、ホタルは自然の水辺に舞ってるほうが似合いますね。
子供の頃は、家の周りでも普通に見ることが出来たのに…
今は、こういうイベントでもないとお目にかかれないんですね。

ホタルを堪能したあとは、駅までの道の途中で一杯!
小さな夏のイベント、ひとつ終了。