居酒屋日記

Takeshi ORION Nishimori

真鶴温泉

2007年11月05日 | 旅行・温泉・銭湯


文化の日を絡めた週末、久々に温泉に行って来ました。
実はこの夏、忙しくて夏休みも取れないまま…
そのうえ、年末にかけても仕事の予定がぎゅうぎゅう~
その狭間でちょっとばかりのんびりしようか! って事です。

向かったのは初めて降り立つ東海道線の真鶴。
よく行く湯河原の隣りの駅なんですが…
湯河原とは異なり駅前は静か。。。
温泉街のイメージはなく普通の駅です。

今回は品川から快速アクティーに乗ったんですが、
ちょっと贅沢してグリーン車を利用しました。
今のシステム知らなかったので、びっくり!
ホームでグリーン券を購入するのですが…
券売機にパスモ(JRと私鉄の両方使えるカード)を入れて
行き先を決めるだけ。。。
後は乗った電車の座席の天井にあるパネルにパスモをタッチ!
ちなみに空席の時は赤いランプが点灯しているので
赤いランプ目指して席取り合戦です。
タッチすると写真のように緑に変わる仕組み。
これで、車掌さんもチェックするようです。便利だ~。



品川は始発駅ではないので、すでに先客がたくさん!
指定席ではないので、団体は席の確保で右往左往です。
我々は二人だったので何とか連席をゲット。一安心。
今回は2階建ての車両の1階。(2階はすでに満席)
目の高さにホームが有るので妙です。

ちょうど昼時だったので、早速品川駅で買った駅弁をオープン。
太陽の高いうちから缶チューハイも開けて浮かれ旅行気分。
今回の往復で買ったお弁当の数々であります。
幕の内、幸福弁当、港あじ寿司… どれもナイスでした。



今回はあえて車を使わずに電車にしたのは、やはりこれです。
駅弁買って、車窓の風景を肴に一杯やりながら旅情を味わう!
こりゃ、至極のひとときです。

真鶴駅からタクシーで山を登った所にひっそりある小さな宿。
それが今回選んだ「旅館あるが」です。
客室が5部屋のみ。相模湾を眼下に臨める森の中に佇む
田舎のおばあちゃんの家に遊びに行ったような宿でした。

実はネットで見つけたのですが… 
「夕食に伊勢エビが付く宿」 で検索しました~。
そう、今回のキーワードは「温泉&伊勢エビ」であります。

ただ、宿と同様にお風呂もこじんまりしていたので、
急遽、パンフレット類を集めまくり、近場の立ち寄り温泉をリサーチ!
徒歩で行けそうな所に有ったのが日帰り温泉 ゆとろ嵯峨沢の湯です。



平面の地図のみで距離と場所を確認したのですが…
山の中だと言う事を忘れていた~。
登ったり降りたりの繰り返しで足腰がパンパンです。
日頃の運動不足を思い知らされましたが、夕食前のいい運動です。

やっと辿り着いたゆとろはなかなかの施設でした。
特に相模湾を眺めながら入れる露天風呂が最高!
涼しい秋風に吹かれながら、時を忘れてぼーっとしてしまいました。
海に向かって全裸で仁王立ちしているおじさんが数名。
後ろから見てると妙な光景です。。。
でも、真似してやってみると気持ちよかったです。

そんなこんなで迎えた夕食(伊勢エビだ!)
どう料理されて出て来るのか… それも楽しみのひとつ。
そして、現れた伊勢エビにびっくり。
他のメニューは純和風なのにもかかわらず、テルミドールだ。
これって、よくロブスターでやる料理ですよね。
伊勢エビが洋風に調理されて目の前に~。
でも、食べてみたら美味かったーーー。
その他の料理もかろうじて食べる前に撮影できました。
食いしん坊なもんで、カメラ持つ前に箸持ってしまうから…




明けて4日の日曜日。前日同様に快晴!

この日の予定もしっかり考えてあったんです。
湯河原近辺に来たら必ず寄るのが海岸沿いにある温泉
オーシャンスパおおきじま なんです。
海に向かって作られた屋上の温水プールが大好きで、
日本とは思えないロケーションに大満足の施設です。
うちのサイトの温泉日記に詳しいレポがあるので
興味ある方は覗いてみてください。


が! ここで、考えてもいなかったトラブルが!!(ちょっと大袈裟)
実は、ゆとろ嵯峨沢の湯で耳に入った一言に驚愕。
「おおきじまが潰れた…」
なんですとぉ~~~! そりゃマジですか?

宿に戻り、女将さんに尋ねたら、本当だった…
経営不振で今年の2月に営業を中止。
跡地にはマンションを建設のため施設は解体されたらしいです。
ああ、湯河原に来る楽しみが無くなった!!!
立派な施設の割に、安いしいつも空いていて快適だったのですが…
とうとう潰れましたか… 残念です。

そんな訳で途方に暮れましたが、
散歩がてら真鶴港に出て海辺の遊歩道を散策。
貴船神社をお参りしたり… でもやはり徒歩には限界がありますねぇ。

帰りはちょっと予定変更。
小田原に出て小田急線で帰る事にしました。
これなら終点が新宿なので帰宅にも便利。
どうせだったら! ということで、贅沢にもロマンスカー!
しかし、いきなりの思い立ちだったので、すぐ出る電車の席が確保できず
30分待って次の電車に乗れました。
行きのJRのグリーン車よりも座席の前後が広くて快適です。

行き同様に弁当買って一杯やりながら帰ったのは
言うまでもありません~。
新宿に着いた時にはしっかりほろ酔いでありました。