『あらしのよるに』を観た

今日は親が『なんか映画観たい』って言うので。両親と私の３人でファボーレへ。

みんなで仲良く映画を見るのかと思わせて、実際は３人バラバラ。
母は『戦艦大和（日本の戦争映画）』
父は『Ｍｒ＆Ｍｒスミス（ブラットピット主演）』
そして私は『あらしのよるに（狼とヤギの友情物語り）』

それぞれに別れ、私が席に着くと客層はほとんどが親子連れ。
そっか～子供用アニメなのかぁ～と思ったのもつかの間。始まると、話をあまり知らないくせに、ヤギと狼の“弱肉強食”の間の友情という設定を想像しただけで涙。。。始めからこんなで大丈夫か？！と心配してたら、やはり途中で何度も号泣してしまった。
許されぬ恋にも勝る、ありえない友情。その中で生まれる葛藤と友情を信じる心。それがいつしか友情を越えた愛に。。。友情を信じる心が日本人の忘れている武士道みたいな感じだなって思いました。女性より男性に見て頂きたいです。
面白かったです。

映画が終わって、親の映画が終わるまでファボーレ内を１人でブラブラ。
ブラブラしてたら中央広場でなんだか歌声が聴こえた。アーチスト名を見てみようと思って近寄ると『ＬＯＶＥ　ＬＯＶＥ　Ｌｉｖｅ』って書いてあった。私は『ＬＯＶＥ　ＬＯＶＥ』ってアーチストだと思ってしばらく聴いていた。その歌声は伸びのある優しく響く、ヒーリングミュージックのようでした。『なんだか初めて聴いた気がしないな…なんでだろ？』と思ってトークを聞いていると…聴いたことあるはず、有名な『諫山実生（いさやまみお）』だった！！！
諫山実生と言えば“富山だけで放送されてる夕方の番組『とやま夢航海』”の主題歌を歌っている人。
今までテレビの画面を通してしか歌声を聴いたことが無かったので、生声の凄さに感動！
テレビやＣＤで聴いてて凄いのってアレンジャーやＰＡの人のテクニックだと思ってたわっ！
生で聴くと、その人の本当の実力をビシビシ感じます。
『あらしのよるに』を観て涙腺が弛んだ状態だったのもあって、生歌声の迫力にジワッと涙が。
この凄さを絶賛する人達の近くに居ながら…今まで私は何をしてたんだ…って気分っす。
（ＣＤ欲しかったな）

親たちが次々と映画を観終わって合流。
夕飯まで近くのココスでドリンクバー。
その後、同じ敷地内にある、豆腐と湯葉料理のお店『梅の花』へ。
お値段が高いと噂のお店だったのですが、お正月だし…ってことで奮発してみました（親が）。
奮発したと言っても平凡家庭なので、いろいろあるコースの中でも一番安い『野菜と湯葉のしゃぶしゃぶ膳（３５００円＋税）』を食べました。

お店の中は高級なお香の香りが漂い、雰囲気も上品な和風。机も掘りコタツで床は床暖房。店内には和の音楽が静かに流れ、一気に金持ちの気分になりました。
『懐石っぽくちょっとずつしか出ないで高いんだろうな～』と勝手に想像してたんですけど、実際に料理が出て来ると、ちょうど良い量だったし、味も美味しかったし、使われている食器などもいいものが使われてて、とっても満足できました。
いやぁ～諦めずにこの店に入って良かったぁ～。
家族で何かのお祝とかでこの店を使えるくらいのリッチマン（死語）になりたいなぁ～。