東京絵の具

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鬼ヶ城・獅子巖

2011年03月26日 | 近畿
所在地:三重県熊野市木本町・井戸町
備考:世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」、国指定天然記念物(「熊野の鬼ケ城 附 獅子巖」)、日本百景

鬼ヶ城は、熊野灘の荒波に削られた大小無数の海食洞が、地震による隆起によって階段上に並び、
熊野灘に面して約1km続いている。山頂には戦国時代の城跡があり、室町時代(1523年頃)に
有馬忠親が隠居城として築城した。東口から山頂へ通じるハイキングコースが整備されており、
熊野古道・松本峠と連結しており、春には4種類の桜が次から次へと開花して長期間花見が楽しめる。



昔から南紀州の奇景として名高い鬼ヶ城は石英粗面からなり、岬の崖が一段の高さ二~四mの
数段からなる階段状をなし、数回にわたる急激な地盤の隆起のあとを残しています。
各段毎に海蝕洞窟があり、いずれの洞窟も入口の上段が鋭くとがり、天井部には
蜂の巣状の風食痕があり、床面は平らな棚となっています。





獅子岩。同町の大馬神社の狛犬に例えられおり、大馬神社には狛犬がない。
鬼ヶ城とは少し離れているが、併せて世界遺産や天然記念物に指定されている。


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