中鉄雑記帳

中国と鉄道(実物・模型)に関するあれこれ。

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戦艦大和

2006-12-16 10:56:24 | 薀蓄
1941年12月16日、密かに建造が進められていた戦艦大和が
公試運転も終わり竣工、帝国軍艦籍に組み入れられた日です。

存在自体が極秘だったため、実戦にも国民への戦意高揚に使われることもなく、
長らく南方諸島の基地で「大和ホテル」などと皮肉られる存在になっていました。
この大和は海軍の呉工廠での建造ですが、同型艦の「武蔵」は
三菱重工長崎造船所という民間での建造のため、
内部調度等の居住性は武蔵の方が快適だったそうで、
「大和ホテル」と並んで「武蔵御殿」と呼ばれることもあったそうです。

前線の将兵は食うや食わずで闘っているときに、
大和艦上の連合艦隊司令部では、昼食には軍楽隊の演奏付きで
フランス料理のフルコースを楽しんでる姿を、前線視察に来た
陸軍の辻政信参謀が詰ったことから、
当時の宇垣纏連合艦隊参謀長が渋る山本五十六連合艦隊司令長官を強引に口説いて
前線視察を行い、山本長官戦死の遠因になったという話もあります。

ところで、航空畑の出身だった源田実元海軍大佐は、
万里の長城、ピラミッドと並んで、大きいだけで役に立たないものの例えとして、
この大和を挙げ、「世界三大バカ(無用の長物)」と公言して憚らなかったそうです。

ちなみに、海軍の学徒出身士官でもあった作家の阿川弘之氏が、
新幹線計画を聞いて、大和の替わりに世界三大バカになるだろうと予言したところ、
すっかり見込み違いで新幹線計画は成功し、
後に自分の予測が誤りであったことを認めたそうです。

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