中鉄雑記帳

中国と鉄道(実物・模型)に関するあれこれ。

学校銃撃事件

2007-04-20 00:09:15 | 薀蓄
1999年4月20日、アメリカコロラド州のコロンバイン高校において、
同校の学生2名が銃を乱射、13名が死亡し24名が重軽傷を負うという
事件が発生しました。

犯人2人は短機関銃や散弾銃で武装し、
約45分間にわたり次々と学生を射殺。
爆発を免れたためより大きな犠牲者を出さずに済みましたが、
プロパン爆弾すらセットしていたそうです。

結局2名とも襲撃後に自殺したため詳しい動機は不明ですが、
当時はアメリカの学校における銃撃事件としては
最悪となる犠牲者を出した事件でした。

この事件を越える惨劇となったのが、奇しくも先日、16日に発生した
バージニア工科大学銃乱射事件です。
こちらは韓国人留学生1名の犯行、
しかも、主に拳銃のみで2時間半に亘り学生・教員あわせ31名を射殺。
最後はこちらも最後に自殺するという結末に終わりました。

こちらは、いじめや差別を苦にしての犯行とも憶測されていますが、
仮にそのような事実があったにせよ、銃を乱射し他人を殺傷するなど
決して許されることでないのは明らかです。

アメリカ在住の韓国人社会では、反韓感情の高まりや報復行動に
怯えているそうですが、個人の所業により、同民族へ偏見を持つ
というのはあまりにも短絡的な思考で、
アメリカ社会がそこまで幼稚であるとは思えないのですが、
普段から在米韓国人は恨みを買うようなことをしているのでしょうか?

結局、目立つ行動は自粛という姿勢でいるようですが、
面白いのは、安倍総理の訪米に合わせ、慰安婦問題をネタに
アメリカ国内で大々的に反日キャンペーンを企てていたのも、
やめざるを得ないことになったという噂。

まぁ「あったという証拠が無い(公的証拠は全て抹消済み)以上、
そのような事実は無かった」と、
小学生でもだまされないような稚拙な論理で、
慰安婦の強制徴用を否定する日本政府が一番悪いのですが、
アメリカ国内の反韓感情を恐れてそれを追求しないというのでは、
結局、国際社会における日本の信用を失墜させ、
立場的に自国が日本の上にたちたいだけという意図が見え見えでしょう。

もっとも、そんなことは外交関係において自国が有利に立ち回るための常套手段。
金で支持を買うことしか知らない日本政府も、少し見習うと共に、
考え無しに「臭い物には蓋」的な発言を繰り返し、
自国を不利にするような口実をみすみす他国に与えてしまうような、
政府・自民党および、一部の民族主義者には、
何が自国の利益になるのか、今一度よく考え直してもらいたいものです。

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