夫の観察日記&囲碁

夫(棋士)の観察日記と囲碁についてのブログです。

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台湾帰省 まとめ

2013-03-16 11:17:34 | Weblog

久しぶりの台湾帰省で感じたのは、台湾の人のおおらかさとやさしさ、
そして変わらない日本への親愛の気持ちでした。

南国特有のゆったりした雰囲気のある台湾。
特に台北は、古いものと新しいものが混在している街です。

そこに暮らしている人々は、
流行や新しいものに敏感で、
特に日本で流行っている、というものに関しては、
すごく興味があるようでした。



その反面、古くからあるしきたりや、
信仰心などもすごく大事にしていて、
「こういうの昔の日本にあったよね」と思うようなものもたくさんありました。

台湾人の夫と出逢ってから10年以上。
台湾を故郷だと思えるようになったのは、
そんな懐かしさもあるのかもしれません。



最終日。父のお墓参りで行った基隆という町のお寺でのこと。
義母がお坊さんに「今日は嫁も一緒で。嫁は日本人なんだよねー」という話を
していたら、日本に留学経験のあるお坊さんが声をかけてきました。

「このお寺にも日本にゆかりのあるものがたくさんあるよ。
紹介するから、見ていかない?」

そう言って、お寺の中を案内してくれました。
上記は、大正時代に作られた「ドラ」のようなもの。
昔はこれを鳴らして「ごはんだよー」などの合図をしていたそうです。



案内をしてくれたお坊さん(右)と夫。
他にも、日本から来た仏像の話や、
日本に留学した時の話、
今も続く日本との交流など、いろんな話を
教えてくれました。

そして最後に

「僕は日本が大好きです。あなたは台湾が好きですか?」

と少しカタコトの日本語で聞いてきました。

「もちろん、大好きです」

と迷いなく答えられるようになったとき、
自分自身が台湾とようやく仲良くなれたような気がして
嬉しい気持ちに。



帰国後、WBCの台湾戦を見ていて、
やっぱりこの国の人は素敵だと改めて思いました。

そしてせっかくこういう環境にいるのだから、
もっと台湾の良さを伝えていけたらいいなーと思います。

最後になりますが、話題のTPPと関連して思ったこと。
台湾では、日本のお米は大人気でした。
パックのご飯を買っていっても、切り餅を買っていっても
喜ばれるくらい。

色々大変なことも多いだろうけど、この機会に日本の美味しいお米が
安く外国で食べてもらえるのなら、そこだけ見ればうれしいことだなと
思いました。

ま、あくまで大局を見られていないのが私らしいですが…。

というわけで長々と書いた台湾日記はこれにて終了します。


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台湾帰省6 家族大集合の食事

2013-03-16 11:14:20 | Weblog

もはや帰省の記憶も薄れつつありますが、
メモをとっておいてよかった。



旧正月の元旦の夜は親戚一同で食事。
ご飯のことばっかり、とか言われますが、
いいんです。台湾ではあんまりすることがないので、
食べるのも仕事、のはず。



個室に名前がありました。
「王太太」は「王さんの奥さん」という意味です。
台湾は夫婦別姓を選ぶ人が多く、亡くなった義父の苗字は王、
母の苗字は陳なので、母自体は王さんではなく、
「王さんの奥さん」または「陳さん」となるわけです。
ちょっとややこしいですね。



食事のメニューはこれ。
いわゆる中華のコースです。
台湾に行くと毎食こんなのを食べていると思われがちですが、
コース料理を食べたのはこの日だけです。



個室で上海料理。
親戚からの質問タイムが始まりました。

「中国語がうまくなったか」は想定内ですが、

「日銀の白川総裁の辞任をどう思うか」

「天皇制はいつまで続くと思うか」

みたいな質問をされると答えに窮します。

あちらにとっては、日本人がどういう考え方をしているのか
知りたいのだと思いますが、普段そういうこと考えてなくて
ごめんなさい、っていう感じでした。

アワビとかフカヒレとかを珍しく台湾で食べましたが、
料理が残ると、なぜか私のところにやってきます。

叔父「日本人はこういうの好きだよね」と笑顔。

日本人の思う中華料理が高級食材を使うものが多く、
そこから日本人がそれらを好きだと思っているような
気がしました。

個人的には、アワビやフカヒレは日本でも食べられるので、
台湾でしか食べられないようなもののほうが好きなのですが…。

そして、家族の話す中国語はだいぶわかってきたつもりだったのに、
親戚の人の話すスピードでは理解できないこともわかりました。

そうか、みんなゆっくり話してくれていたんだと改めて
感謝する気持ちになりました。

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台湾帰省5 初詣

2013-03-02 21:36:53 | Weblog

台湾帰省5日目。

朝、大音量の音楽で目覚めました。
母がお経のCDを流していたのです。
お経と言っても日本でイメージするものとは違い、
もっとアップテンポで明るい感じの曲。

夫の実家では元旦は朝から一日中このお経を流すそうで、
外出する時も曲をかけたままでかけました。

個人的な感覚ですが、
台湾では、お寺や神様との距離が日本よりもずっと近い気がします。
母は決して特別な宗教を信じているわけではなりませんが、
普通の時でも車の中でお経のCDを聞いていましたし、
これお経?って思うくらい楽しげな曲でした。

そして家族で初詣に。
台湾にはたくさんのお寺があって、仏教、儒教、道教と
違う宗教なのにうまく共存している感じがすごいなーと思います。



行ったのは保安宮という道教のお寺。
日本の初詣と一緒で、すごい人でした。



最初に、お供えものみたいなものを買い、それを共通のお供え場のようなところに
置いておきます。そしてお線香を持って色々な神様を回ります。

   

(上)ここでは10人ぐらいの神様にお願いごとをしました。
神様もそれぞれ得意なことが違うようで、
商売の神様や病気を直す神様、子供を授ける神様など
色々な人がいました。

お願いごとの前に、名前と住所を言うのが台湾式。
10人にもお願いしていると最後のほうはちょっとヘトヘト。
でも台湾ではこれが普通なんですね。

   

(上)お願いしたら、願い事が叶うように、神様の近くのこのような場所に
お線香を入れます。日本にも似たようなものがありますよね。



(上)この神様は建物の一番上の階にいました。
一番偉いの?って聞いたら別にそんなことはなく、
後から入ってきた神様なので、別の建物にいるとか。

   

(上)お参りが終わったら、お参りの前にお供えを置いた場所に戻り、
置いたものを回収しました。その中から、紙のようなものを取って、
1枚ずつ半分に折り、燃やしました。これは紙でできたお金をイメージしたもので、
あちらの世界にお金を送る行為なのだとか。
そういえばお墓参りのときも、亡くなったお父さんにお金に見立てたものを燃やして
送っていたような。これは日本にはない習慣ですね。



建物の上のほうから見た様子。
人が多すぎてなんだか疲れました。
すぐ近くに儒教のお寺、孔子廊があるので、行く?と言われましたが、
そんな元気は残っておらず、お土産でも買って帰ろうということになりました。

台湾の人は本当にお寺が好きというか、身近ですね。
そして台湾の神様は日本の神様よりも親近感が持てるような気がするのは
そういう文化だからなのかな…。

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