先週から老鼠とNHKドラマ「遥かなる絆」を見ています。中国残留孤児とその娘のドラマですが、詳細についてはHNKのHPをどうぞ。
そして今、中国に留学した娘が中国人学生から、日本人の戦争認識について槍玉に挙げられるシーンを見て悲しくなって・・・・突然思い出しました、結婚のため中国に行った時の事を。
それはハルピンから老鼠の故郷に向かう火車のなかで、老鼠父とおしゃべりしていた時の事です。老鼠父が言いました「僕も日本語少し知ってるよ、え~っと、ミシミシとスラスラ。」猫はショックで、どう言っていいのか分からず「ミシミシ?スラスラ?」ととぼけました。
中国に行って言われた事のある方も多いのでは?この「ミシミシスラスラ」は。 中国の戦争ドラマでの日本軍人の台詞だそうです。ミシミシはめし(飯)めし(←発音違うし・・)、スラスラは死了死了(←しかも日本語じゃないし・・・)。
人のいい老鼠父、知っている日本語を披露して猫を喜ばせたかったのでしょう、その顔にまったく悪意はなくニコニコ・・・それがまた猫をへこませました。しばらく「ミシミシスラスラ」が耳から離れませんでした。
今度中国に帰ったら老鼠父母に日本語教えてこよう!「こんにちは」と「ありがとう」を。
そして今、中国に留学した娘が中国人学生から、日本人の戦争認識について槍玉に挙げられるシーンを見て悲しくなって・・・・突然思い出しました、結婚のため中国に行った時の事を。
それはハルピンから老鼠の故郷に向かう火車のなかで、老鼠父とおしゃべりしていた時の事です。老鼠父が言いました「僕も日本語少し知ってるよ、え~っと、ミシミシとスラスラ。」猫はショックで、どう言っていいのか分からず「ミシミシ?スラスラ?」ととぼけました。
中国に行って言われた事のある方も多いのでは?この「ミシミシスラスラ」は。 中国の戦争ドラマでの日本軍人の台詞だそうです。ミシミシはめし(飯)めし(←発音違うし・・)、スラスラは死了死了(←しかも日本語じゃないし・・・)。
人のいい老鼠父、知っている日本語を披露して猫を喜ばせたかったのでしょう、その顔にまったく悪意はなくニコニコ・・・それがまた猫をへこませました。しばらく「ミシミシスラスラ」が耳から離れませんでした。
今度中国に帰ったら老鼠父母に日本語教えてこよう!「こんにちは」と「ありがとう」を。
家内の家族の中で私と気が合う一番仲の良い次兄が知っている日本語は「めしめし」でした。
どこで覚えたのかしらないけれど、そんな歴史があったのですね。今まで知りませんでした。
次兄が私から覚えた唯一の日本語は「のむのむ」です。
二人で一緒に飲む酒が楽しいからです(笑)
こっちでは「悪徳日本鬼子を共産党が倒す」ドラマが今でも多く放送されます。こんなにたくさん在中日本人がいるというのに。時々腹立たしくなります。先輩教師のお子さんが通ってる地元の小学校では小2の教科書で「日本鬼子!」が連呼されるお話がでてきて、「今は時代が違うとはいえ、これを読んでクラスメイトから差別を受ける恐れがある」と抗議したらしいです。担任の先生もそれを受けてフォローしたらしいですが。
ちなみに、このドラマの原作者、猫さんや私と同じ愛媛県人です。2年ほど前に結構有名なノンフィクションの文学賞をこの作品で受賞してます。その後しばらく地元新聞でコラムも書いてました。そのニュースやコラムも一時帰国中にちょっと読みました。
そちらでもこのドラマ見れますか?そうなんですよ城戸さんこちらの人なんですね。だからドラマでも伊予弁が時々出てきて嬉しいです。「~けん」とか(笑)
小2の教科書で「日本鬼子」か・・・ヤンヤンを中国で育てることを躊躇してしまうな・・。中国の教育にもいいところはたくさんあるだろうけど、その歴史の教え方は間違ってると思う。
ヤンヤンが日本も中国も好きになって偏らないようならないような育て方しないといけないなと思いますが・・・難しいね。蛇ママさんがいて猫は心強いです。