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センバツ選考予想

2023年11月21日 17時36分05秒 | 高校野球

神宮大会も終わり、来春のセンバツの一般枠の選考材料が出揃った。

北海道・中国・四国・九州はおそらく無風、実績順で決まるのではないか。

他の地区は逆に非常に難しそう。

まず東北は3枠。決勝に進んだのは青森の2校。同県だが3枠に増えたことでこの2校は確定。

難しいのは3校目。ベスト4の一関学院・学法石川のどちらかで間違えないだろうが、全くの5分と言ってもよいと思う。

一関学院は県1位、東北大会で負けた相手が優勝校という部分で、学法石川は東北大会3勝、準決勝は1点差惜敗という部分で先行要素として相手より上回る。

2000年以降甲子園出場の無い学法石川の頑張りを推すという意味でやや有利な気がするが…。

次に関東・東京。計6枠。関東ベスト4と東京優勝の関東一は当確と言ってよさそう。

最後にどちらかの地区から1校が迷える。(そもそもこの仕組みにする意味がよくわからないが…)

関東ベスト8の4校と東京準優勝の創価の中からだと思うが、敢えてつければ桐光学園→中央学院→創価の順位か。

桐光学園はMLB挑戦のOB松井投手の母校という話題性、全国屈指のレベルである神奈川0校になってしまう寂しさを避けたいのではという思いから優位としたが、個人的には敗者復活から勝ち上がってきた中央学院を評価してほしいという思いが強い。創価を3番手にしたのは過去2年東京が2校出ているという単純なものだが、東京決勝のスコアも接戦の域だし、大きな差をつけるものではない。また、帝京三の目も僅かながらあると思っていて、準々決勝で負けた相手の作新学院が圧倒的な力で関東を制覇し、神宮大会でも準優勝を成し遂げたので、桐光学園・中央学院とも能力的には遜色ないのではないだろうか。ただ同県の山梨学院が確定なので、本当に極小の可能性しかないと思う。

東海は3枠。決勝進出の愛知2校は確定、3校目も優勝した豊川に接戦の末敗れた宇治山田商がかなり高確率で選出されると思うが、2年前の謎選考のお詫びもかねて静岡県勢にという可能性も多少考えられる。

北信越は通常2枠の所、星稜が神宮枠を獲ってきたが、これにより全地区中最も難航しそうだ。準決勝で星稜に5点差で敗れたが県大会で敦賀気比に勝って福井1位の北陸、県大会で星稜に敗れ、福井3位の敦賀気比にも敗れたが接戦だった日本航空石川の比較となるが、星稜の優勝は石川県のレベルの高さを示したとも取れるし、近年の甲子園での成績を見ると日本航空石川に分があると見る。ただ2校が互角すぎることで、ミラクル地域性の発動の可能性もあると見ていて、準々決勝で敦賀気比に6点差ではあるが延長まで粘った帝京長岡も押さえておきたい。

最後に近畿は6枠。ベスト4とベスト8ながら優勝した大阪桐蔭に接戦で敗れた地元の報徳学園までは確定だろう。残り1校は普通に考えれば成績と地域性から近江が妥当だが、絶対視はできないと思う。地元の公立・須磨翔風にしてもレベルの高さは織り込み済みの履正社にしても簡単に落とせる成績ではないし、和歌山二強を立て続けに破った田辺も一般枠でも可能性はある。


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