ZEVEX~行動する自動車環境問題NGO~

手造りPHEVで、そしてプリウスPHVで二度の日本列島縦断を達成し、世界初EV南極点到達を目指し活動する冒険チームです。

自然エネルギーで電気自動車を走らせる

2010年08月17日 00時19分47秒 | ZEVEXの活動
第二次EVブームが終わろうとしていた2003年秋、電気自動車で世界初の南極点到達を目指している(もちろん今でも大真面目に目指している)我々ZEVEXは、そんな世の中の流れは全く無視して、電気自動車に風車とソーラーパネルで発電した電力だけを充電して、京都市から東京都まで走行可能か?のチャンレンジに挑んでいた。

(三重県名張市の手前で、風車とソーラーパネルを展開して充電中のEVジムニー1号機)

3週間で東京までの450kmを走る予定が、結局伊勢市までの150kmを走って時間切れとなり現在も中断中なのだが、まあ結果は150kmしか走れなかったとも言えるし、150kmは走ったとも言える・・・と評価している。
7年も前にこんな馬鹿馬鹿しいチャレンジをよくやったもんだ(かなりの金額の予算もつぎ込んで)と思うが、回らない風車を眺めながら「動かねえ~~~」と言っていた仲間達が皆笑顔だったことを今でも覚えているということは、私以外の人も、現場は楽しい時間だったのだろう。


(出発前に姫路市で行ったデータ取りの時は風車も快調に回ったのだったが・・・)

このチャレンジを、ZEVEXでは「東海道ゼロエミッションの旅」と呼んでいるが、先日この旅の継続に重大な影響を及ぼすニュースが飛び込んで来た。この次の充電で乗れると確信していた「鳥羽~伊良湖」のフェリーが無くなる可能性があるらしいのだ。
風車とソーラーパネルを展開するには、太陽光が射す南側が開けた車3~4台分のスペースが必要なので、伊勢市から名古屋市街地を抜けて東京へ向かうのは事実上不可能だ。
一方、伊良湖に渡れば当分は海沿いなので、広場も見つけ易いし、何より京都市~伊勢市間で山間部ルートを選んだが為にほとんど回らなかった風車も回りそうである。
さて、どうしたものか?周辺自治体の支援で運行を継続するような話も有るみたいなので、策を考えながら、当面は運行状況の推移を見守るしか無さそうである。
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1 コメント

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Unknown (ootahara)
2010-08-17 08:54:59
風力エネルギーの具合がよく判ると思いました。
ところで、世界一周挑戦が始まったようです。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/m20100817k0000m040045000c.html

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