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Hanshin Tigers Series 2024

中2日の安藤、5回0封!(21日・神宮)

2005-08-22 12:34:33 | Tokyo Swallows
 初回いきなり先頭の青木宣親に内野安打をかまされ、嫌な感じがしたが、2番・宮本慎也を空振り三振。三振に打ち取ったストレートの球速が133㎞だったのは気になったが……続く3番・岩村明憲に「0-3」になり、気を揉んだが、「1-3」からのストレートを叩かれ、ピッチャー返し、センターへ抜けようかという当たりだったが、ショート鳥谷敬のポジショニングが良く、ダブルプレーで危機脱出。

【2回裏】も先頭のアレックス・ラミレスにカーヴをレフト前に落とされたが、5番・宮出隆自をレフトライナー、6番アダム・リグスをショートゴロ併殺に打ち取り、危機回避。【4回裏】は2アウトから(警戒する)岩村に「0-3」からストレートの四球を与え、観客席の溜息を誘ったが、4番ラミレスを145㎞の速球で詰まらせ、セカンドゴロに打ち取り、これも危機回避。
 【5回裏】には宮出をフォークで、7番・テレビ東京の女子アナの彼(城石憲之)を144㎞の速球で空振り三振に切って取り、「中2日」で先発、この安藤のピッチングが勝利を呼び込んだ。

 それにしても【7回表】の金本知憲の幻のホームランは、TV局によっては完全なファウル、新聞社の写真で見れば、内側に入っているようにも見える。ライト側にいたタイガースファンが「ファウルだった」と証言しているらしいから、「ファウル」なのだろうが、あの金本の悔しがりよう。あそこで2ランが出て「5対0」になっていれば、駄目押しになる値千金の一発だっただけに。
 値千金といえば、【6回表】のシェーン・スペンサーの一発だが。スワローズ先発の左腕エース・藤井秀悟に相性が良いのにスタメンを外されて、彼も悔しかっただろう。次はスタメンでの一発に期待したい。「3対1」完勝。“(第2の)鬼門”神宮球場で勝ち越せたのが大きい。

和田豊オフィシャルサイト『虎の意地』