ガッツ藤本(藤本正人)のきょうのつぶやき

活動日記ほど堅くなく、日々の思いをつぶやきます

青年海外協力隊の2人 出発前の訪問

2016-06-25 17:56:57 | 市長への訪問を受けるなど


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                (左から   浪間さん    私    市川さん)

青年海外協力隊として、この度、日本を旅たつ2人の若者が、17日(金) 市長室をおとづれてくれた。

1人は、市川将義(まさよし)さん

市川さんはネパールのカスキ郡の女性・子ども福祉省のカスキ郡女性・子ども事務所に所属し、

郡内の障害者に対する事業がしっかり行われているか、また、障害者福祉を進めるのにどうしたらよいか提言したり活動を支援したりする。

そもそもその事務所はマイクロクレジットを通じて女性の組織化を進めるのが主な事業だが、障害者支援事業なども行ってきた。

しかし、その専門知識を持つスタッフはおらず、十分機能していない。

そこで支援員派遣ということになったそうだ。

市川さんは、小手指中出身で、今は、江戸川区の職員でケースワーカーをしている。

2年間現地でソーシャルワーカーとして働き、2年後にまた江戸川区に戻ることになる。 

もうひとりは 浪間美奈希(みなき)さん

モロッコはエル・ジャディーダ県シディ・スマイル村の国民教育職業訓練省の支局に派遣され、そこで青少年活動に携わる。

日本も円借款によってその支局内に中学校6校を今まで作ってきた。

シディ・スマイル村には、女子寮を持つ中学校が一校あって2000人の生徒が学んでいる。その40%が女子であるが、彼女らは卒業後多くが就職するか家事手伝いとして家庭を支える人物になる。

生徒や保護者から、教科学習以外の家庭料理や裁縫などの習得を求められているが、教科に家庭科はない。

そこで、クラブ活動として家庭科にあたる料理・裁縫などを教育する。

また、住民啓発ワークショップやコミュニティ開発のための企画を行う。

波間さんも山口中出身(?記憶が定かでないので後で確認します)で、今まで旅行会社に勤務してきた。

浪間さんは、ずっとこのような仕事をしてみたいと願っていたとか。 この機会に思い切り、協力隊に申し込んだのだそうだ。

同じく市川さんも自分の力を今できることで試したいと応募したらしい。 


ふたりは6月末、7月初旬には日本を発って任地に向かう。  

2人はきっといろいろな経験をして、たくさんの人生の上の勉強とおみやげを持って帰国してくれるだろう。 

若いというのは素晴らしい。 

健康だけは留意して、現地に馴染んで、任務を全うして・・・活躍を心から祈って二人を市長室から見送った。
 


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