「ひゅうが」です。(画面をクリックすれば、大画面になります)
日本の船を護らない政府 より
艦種 ヘリコプター搭載護衛艦 (DDH)
DDH-181 ひゅうが
排水量 基準:13,950トン
満載:19,000トン(推定値)
全長 197m
全幅 33m
高さ 48m
吃水 7m
機関 COGAG方式 2軸推進(100,000ps)
LM2500ガスタービンエンジン 4基
速力 30ノット
航続距離 是は自衛艦の場合、公表なし
乗員 約340 - 360名
海上交通の一番の敵が、潜水艦などによる攻撃とか、攪乱作戦なのだ。これに対処するのが哨戒機とかヘリコプターによる、情報収集とイザという場合の、潜水艦への攻撃だ。この場合の哨戒ヘリの海上基地となるのが、「 ひゅうが 」 などの大型ヘリ空母。
国威発揚という今では廃れたような言葉がある。
これ、ほんとうは今でも国家には無くてはならない、大事な国策事業なのだ。米国などの連合国側は、欧州の戦乱の歴史を忘れていない。やったならば、遣り返される。なので米英は日本のリベンジを畏れる。それで日米安全保障という、アメリカが安全であるための、手枷・足かせを日本に嵌めた。卑怯で意気地のないサヨク・コミンテルンのシンパを煽てて、ヘイワ主義を蔓延させたのも、アメリカなどの防衛策なのだ。日本が経済復興を遂げて、その果実を国民が享受する。
そうはさせじと米英が仕掛けた非対象戦が、「構造改革」の経済金融戦略なのだ。
とりあえずは日本のエネルギー輸送路を守る。つぎには地熱や原子力の力を安定的に確保して、エネルギー構造の多角化と国内生産重視を計らねばならない。この場合に、米欧はかならず干渉してくる ( ※ 1 )。工業経済の劣化した米欧は、日本の工業力に寄生しなければ彼らの経済が成り立たない。彼らの経済を空洞化させて、劣化させたのは、わが方の風の戦いの成果。しかし副作用として、日本の経済も劣化が進んだ。これは輸出産業に其の傾向が強い。なので現在までの海洋防衛は、通商路の確保に重点が於かれてきた。本来ならば攻撃は最大の防御である。なので潜水艦による、水も漏らさぬ大洋警備が一番の課題なのだ。米英の経済的沈降をもって、わが国は暫時海洋防衛力を増強している。潜水艦の数的増強もその現れ。そして潜水艦を攻撃するのも、守るのもヘリ空母の重要な任務なのだ。
☆☆
画像をクリックすれば、大画面になります。
備考
日本経済と政府の弱体化政策 ( ※ 1 )