48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

親子で三河湾を一周した(自転車編)

2014年08月26日 00時39分34秒 | 自転車
8月24日 自転車で三河湾を一周した

この春に、愛知県のチャリ愛好家達に激震の走るニュースがあった(大袈裟です)。
・・・・・・
「名鉄海上観光船(愛知県南知多町)は、知多半島の師崎港(南知多町)と、渥美半島の伊良湖港(同県田原市)を結ぶカーフェリー航路を9月末で廃止する方針を固めた。
日間賀島などを経由して知多半島と渥美半島を結ぶ高速船は引き続き運航する。近く株主総会で正式決定し、中部運輸局に廃止申請する。
師崎-伊良湖間のカーフェリーは1969(昭和44)年に就航。
現在運航している船は「フラワーライン」(971トン)で旅客定員450人、乗用車なら40台、大型車なら8台を載せられる。車両1台の運賃は大きさ別に片道3600~1万2800円。1日4~5本運航している。
近年、不況や周辺の道路交通網整備などの影響で利用者の減少が続いていて、運航実績は2007年度が乗客9万8800人、車両2万8700台だったのが、12年度は乗客6万8400人、車両2万200台と、ともに3割ほど減った。
収支も12年度まで3年連続で3千万円ほどの赤字を計上した。
名鉄海上観光船はこうした利用状況や燃料費高騰もあり、この航路での黒字化は難しいと判断。フラワーラインも建造から20年たち更新期が迫るが、買い替えには10億円かかるため断念。今年の夏場の繁忙期後に廃止することにした。
東海地方では、過去に名鉄と近鉄が出資していた伊勢湾フェリー(三重県鳥羽市)が経営難を理由に伊良湖-鳥羽間の航路廃止を打ち出したが、愛知、三重両県などの支援で存続した例がある。
今回の廃止をめぐっても、地元を中心に存続に向けた公的支援を求める動きがあるが、見通しは立っていない。
名鉄海上観光船の岡本一志(かずし)社長は「利用客が少なくなっても大事な航路ではあるが、残すのは社としては厳しい。今後は高速船や離島との航路に資源を集中したい」と話している」
・・・・・・
というニュース。
「三河湾一周」「自転車」で検索すると、過去に一周した方のブログが出るわ出るわ。沢山の方がこのルートを使われております。三河湾一周というイベントは、自転車乗りに「とっては定番のイベントなのです。

名鉄の三河湾フェリーは、今までずいぶんお世話になりました。三重県の伊勢志摩に帰る際に何度も使いましたし(もちろん自転車)、一人で自転車で三河湾一周した時もお世話になりました。
→その時の記事はこちら「自転車で三河湾を一周した」
かつて22年前、結婚前に嫁さんと嫁さんの両親を連れて、うちの実家に挨拶に行く時も使いました(さすがにこの時は乗用車です)。何かと縁のあるフェリーなのです。
この9月に廃止になるので、子供と一緒に自転車で乗って三河湾を一周してみようかなと。

朝4時半に子供に起こされ、急いで飯を掻き込み荷物をパッキングして、5時20分に出発した。天気は曇りで、雨は一時的に降るくらいだと予想してます。
自宅から碧南まで突っ走り、お約束の海底トンネルです。
地下11階まで降り・・・と言っても、表示は階段半階分で1階になってる(ややこしい)ので、実際は地下6階です。構内には地元のFMが流れて響いているので不気味(笑)。
朝早かったのか誰にも会わんかった。やはり不気味なトンネルです。
地上に上がって半田の埋め立て地を通り、港沿いのバイパスを通る。今までは市内を走って、半田南部からずっと国道を走っていました。が歩道があったり無かったりで、歩道もデコボコで路肩も全然無い交通量の多い道・・・もの凄く走りにくかったので、今回は埋め立て地のバイパスを行けるだけ行き、途中から国道に並行する生活道路や堤防道路を探しながら行きました。
これが正解でした。くねくねなのですが、ほぼ国と並行してる道があったので、武豊町を過ぎ河和近くまでいけました。写真のような細い道です。
河和からは市街地はほとんど無く、海沿いの風光明媚な道を通る事が出来ます。河和を過ぎると、道路沿いには観光施設がいくつも現れ、ようやく知多半島らしさが出てきます。

天気も曇りでそんなに暑く無く、とっても走り易いです。1時間半で25km走り、知多半島の先端師崎(もろさき)まで残り11km。速い~。
海岸線を走り、師崎5km手前のコンビニで、MTBやママチャリに乗った子供から大人までの15人ほどの集団を見ました。皆さん夏休み最後のバカンスですなあ。
師崎手前の大井の漁村から市街地を抜けて先端のフェリー乗り場に向かうと、朝7時40分にもかかわらず、観光客が結構いました。フェリーの切符乗り場もお客さんがいましたね。
乗船まで30分ほどあったので、近くの海産物店でちょっと休憩。子供はかき氷、オヤジはイカ焼きを食う。はああ~まったりだあ~。
ちょっと前の御前崎往復に比べて格段に気が楽です。しかも曇りなので結構涼しい。
乗り場の一番前で待ってると、多分先ほどコンビニで見かけた子供から若い兄ちゃん・お母さんお父さんと、年齢がバラバラの15人くらいの自転車集団が、後ろの方に来ました。何とこの方たちも伊良湖岬まで自転車で渡るみたいです。
でも凄いなあ。スポーツバイクはほとんど無く、ママチャリが大部分です。しかもジーパンの方やデカいスポーツバッグを襷がけにしてる方もいました。
最後なので船内の写真を撮りまくりました。

今日もガラガラ(笑)。伊勢湾・三河湾のフェリーは、昔は知多半島師崎(もろさき)、渥美半島伊良湖、志摩半島鳥羽の三角を結ぶ航路があったんですが、中部国際空港(セントレア)開港の際に、師崎―鳥羽間が廃止され、空港―鳥羽間に移されました。が重要が全然無く廃止。

師崎―鳥羽間は、民主党政権下での高速道路無料というバカげたばらまき政策の原因で、結局復活する事がありませんでした。師崎―伊良湖間も一度離れたお客は元に戻らず、今回廃止・・・という流れだと勝手に理解しております。

天気が良いと遠くまで見えるのですが、今日は湿気が多くて見えませんね。
それでも写真を撮る観光客はいましたので、この中で何人かは「廃止」という事を聞きつけて乗った方だと思います。

約45分で伊良湖岬へ9時半到着。ここは鳥羽結ぶ伊勢湾フェリーの基地でもあるので、ターミナルは大きいです。ここで一休みで簡単な食事。二人でラーメンセットを食べる・・・が高い(笑)。観光地値段ですなあ。
10時頃、まずは出発点の日出の石門付近で撮影。やはりカップルが・・・は少ない。お年寄り夫婦が多いです。

ここからはしばらく渥美半島の太平洋岸自転車道を進む。これがまた風が気持ち良くて涼しいのだ。
自転車は快調に進む。が太平洋岸自転車道は、あちこちブツ切りになってるので、途中で国道42号に入り、それ以降はそこを走る。国道でも田舎道なので車が気になるものの軽快に走れます。
と10kmの所で、一緒にフェリーに乗ったチャリ集団さんの最後尾を追い抜いた。3人ほどいましたが、バラバラで走行しているらしい。小学生の子供さんもいる。凄いなあ。

左手に渥美半島の山を見、右手には太平洋が時折顔を覗かす。メロンのビニールハウスが点在する気持ちの良い光景だ。
田原町の大草から内陸部に入り、田原本駅を目指す。実は今回の三河湾一周のもう一つの目玉があるのだ。11時40分に豊橋鉄道田原本駅に到着。
綺麗な駅です。ここから乗ります・・・知ってる人は知ってるサイクルトレインです。
豊橋鉄道田原本線は土日に限り自転車OKです。前から乗りたかったんですが、今回はこれを利用して乗ってみました。
改札口で駅員さんに自転車持ち込み券を2台分200円で買う。安い!それと同時に普通の乗車券520円を買い、出発前の電車に急いで乗り込んだ。しまったー!写真撮り忘れたー!
電車の中でパチリ。私たち以外に自転車はおりませぬ。ちなみに自転車は3両目田原本方向の車両の1/3のみしか乗れません。手で押さえておれば、席に座ってもOKです。
田原本線は15分に1本あるので、田舎の電車ではありますが便利です。うちの地元の名鉄西蒲線の30分1本とは違います。やはりある程度客数を稼ごうと思ったら、本数が必要ですねえ。
前方車両には結構お客様も乗られております。という訳で、たったの35分で豊橋に着いてしまいました。約20キロの楽ちんな旅(笑)。
時計は12時半近くになったので、どこかで昼飯食べようと豊橋市内をうろうろして、昔入った事のある丸源ラーメンに。そこで昼飯・・・が混んでました。
ラーメン屋を出たのが1時半。そこからいつも使う旧東海道ではなく、別のルートで蒲郡に行こうと思って、豊川放水路を渡ってから、適当に西に向かって進んでたら、どこがどこやらわかんなくなった(笑)。遠くに新幹線が見えるし、まあ大丈夫だろう。
途中で見つけた柔道と大道塾の兼用(?)道場です。むちゃ総合格闘技してます。こういう所を目ざとく見つけてしまうのは、格闘技好きな人間ですなあ。知ってる人から見たら、凄い組み合わせですよ(笑)。
田んぼ道をくねくね進んでいくと、見覚えのある田舎道に出た。確かこの道は豊橋南部と御津を結ぶ農道だったような・・・そうこうしてるうちに御津の県道に入り、御津の市街地から蒲郡大塚を抜けて、ラグーナに出ました。

ここでアイスクリーム休憩(笑)。この時点で2時半、残り20km。ラグーナは大混雑です。
「おとうさん、今回は楽なツーリングだったね」
「うん、そうやなあ。電車で20kmは稼いだからな」
「それよりも天気だよ。雨も降らないし曇りで涼しいし」
そうなのだ。今日はツーリング日和と言うのだ。こういう日にツーリングに行くのが正しい姿なのである。
この間みたいな土砂降りに日に、127km先の御前崎に行く方が間違っておるのだ。しかも野宿なんて馬鹿げている。
いやバカではない。自分の限界や世間の常識に挑戦するチャレンジャーなのだ!
と子供に言ったところ、軽蔑の眼差しで見られた。確か昔、
「仮装ランナーは、陸上の世界に新天地を切り開くチャレンジャーなのだ!」
と言った時にも、同じ眼差しで見られた事がある。
「お前、何が言いたいねん」
「いや別に」
眼をそらすなー。

蒲郡市内を抜けて幸田町三ヶ根から峠を越えて西尾の自宅に帰ったのは、4時20分であった。走行距離90km、約11時間。
その日は夜8時に轟沈しました。

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6 コメント

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お疲れ様でした。 (幸田のおとうさん)
2014-08-26 20:44:55
こんばんは。
三河湾1周、先日の御前崎ともに お疲れさまでした。
一緒に自転車で走る息子さんもすごいですね。

ブログを読んでいますと、私も遠出したくなります。(笑)
返信する
Unknown (まさ@マレーシア)
2014-08-27 00:01:25
こんばんは。
柔道と空道の道場!!!反応しました!!!
これって、理想的な組み合わせだと思います!
返信する
Unknown (O野)
2014-08-27 00:05:54
こんばんは。
三河湾一周、お疲れ様でした。
いつもながらスゴイ体力ですね。

途中の大道塾、昔の先輩が支部長しているところです。
柔道兼用道場とは知りませんでした。
ちょっと覗きに行きたくなりました。
返信する
Re:幸田のおとうさん (T岡)
2014-08-29 06:08:26
幸田のおとうさん、こんにちは!
刺激を受けてるのは私のほうです。いつもブログを拝見させていただいて、「ああこのコース走ってみたいなあ」と思ってます。
幸田はいくつも走るコースがあって、凄く魅力的です。遠望峰コース以外もいろいろと走りたいです。
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Re:まささん (T岡)
2014-08-29 06:14:17
まささん、こんにちは!
やはりそう思いましたか(笑)。
武道のジャンルではおそらく最強の組み合わせではないかと。
大道塾の動画を見ておりますが、よくもまあこんな戦い方をして死人が出ないもんだと、感心しております。
ちょっと憧れておりますが・・・私の体力では無理でしょうね。
返信する
Re:O野様 (T岡)
2014-08-29 06:18:14
O野様、こんにちは!
そうですか、O野様のお知り合いの方がされてるんですか。凄いですねー。
看板を拡大してみると、柔道のほうは「フランス柔道」と書かれております。フランス式の教え方をする柔道(?)なのかも知れません。
どんな内容なのか、ちと興味が出てきてます。何か情報がありましたら教えてください。
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