48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

今野新次郎杯

2012年09月11日 02時49分44秒 | 柔道の練習日記
9月9日、日曜日 子供の柔道の試合 「今野新次郎杯」
今回の今野新次郎杯は、お昼から開始である。仕事の休みが取れなかったので、一旦会社に出社し、昼から代休を取って西尾市中央体育館に行きました。本当は代休を取るにあたってまずい事がいっぱいあるのだが、書かないでおく。書かなくても分かるであろう(笑)。
遅れて行ったのですが、1階武道場は入りきれないほどの人が・・・うわあ、座る場所さえ無い・・・しかも冷房が処理能力オーバーで、全員汗ダラダラ。
「暑い~」
という灼熱地獄のうめき声があちこちから聞こえる。
この後各道場に分かれて一斉に準備運動を始めると、とてつもない熱気が・・・座ってるだけで熱中症になりかけたのは、サウナ以外では初めてです(笑)。
道場生のほとんどが出るとの事で、親御さんも熱気が入ってる。お爺ちゃんお婆ちゃんまで来る家。うちなんか親戚まで見に来ました(笑)。
こりゃあ負けられん。
アナウンスを聞くと、1年から5年までを各試合場で並行して行い、最後に正式な試合場にて6年生だけを行うそうです。でそこでの優勝者が今野新次郎杯を戴冠する!
優勝する子はカッコいいだろうなあ。
うちの子供の目標は、まず1勝である。低い目標だが、目の前の事からコツコツやらなくちゃいかん。
昨日T先生から頂いた最後のアドバイスは、
「自分の組手を先に」
「取ったら相手が取る前に仕掛ける」

他にもいろいろあるのだが、大きな事はこの2つだ。うちの子供の一番の欠点は、自分も持つが相手にも良い所を持たせてしまう。で、その後押し合いへしあいのダンスをして投げられる(笑)。
「体が小さい人間は、取られる前に投げる」
分かったかあ!
と子供を見たら、隣のT城道場の知り合いを見つけ、手を振って挨拶してた。
「お前!俺の事聞いてんのかあ!」
「聞いてるよお父さん。でも挨拶はしなきゃ駄目でしょ」
「・・・ううっ、その通り・・・」
オヤジ、言い負かされました。

さて各学年に分かれて試合が始まり、ウチの道場の子供達の試合をほぼ見ましたが、一番凄かったのは5年生のT先生の息子さんが優勝!おめでとう!さすがは5年生でありながら道場で一番強いだけあります。彼の真摯な柔道に対する練習姿勢をウチの子供も見習う必要があります。もちろんこの私もです。
って言うか、始終「しんどい」「暑い」「疲れた」「休もう」と愚痴ってる俺が、一番見習わなきゃいかんだろうなあ。

私の隣で小学1~2年生の小さな女の子とその家族が・・・。
「うちのは1回戦負けだろうなあ」とお父さん。
その女の子、小さくて可愛らしくて、とても柔道をやってるふうには見えません。でも試合が始まると体格が一回り良い相手を、袈裟固めで勝ってしまった。凄い!優しそうに見えても、運動神経良いんだろうなあ。
で3位に。おめでとうございます!
試合勝った子、負けて泣いてる子いろんなドラマを見せていただきました。子供達に感謝。

さて肝心のウチのバカ息子である。6年生でしかも第一試合である。
遠目でも緊張してるのが分かりました(笑)。
「金玉縮みあがってるぞ~!」と声をかけてほぐしてやりたかったんですが(笑)、品が無いのでやめ。

試合が始まると同時に、組手を取りに行く。ですぐ投げる・・・投げれない。崩れてしまったー!
相手も取りに来るが掴ませずに、ああ!取られて大外!・・・はああ我慢したあ!
双方投げの応酬。でも決定打が無い。
で結局判定に・・・旗の数は1対2で・・・負けました。残念。
攻撃(投げ)の回数だけだったら、6対4でうちの子供が多かったと思います。が一番違う所は、相手の技にはキレがあるのに、ウチの子供にはキレが無かった事です。この差はデカイ。
後ほどK谷先生が、ウチの子供の試合をご覧になられて、修正するポイントを的確にアドバイスしていただきました。
「前に比べたらずっーと良くなったけど、技を掛けようとする際に、返される事を怖がって、掛け方が不十分だ。返されるのを覚悟でもっと踏み込んでみよう」
・・なるほど、切れの悪さは「返される事を怖がってる」のが原因なのか・・・さすがはK谷先生、物凄く的確だ。
他の先生方にも、いっぱいアドバイスをいただきました。ありがとうございます。

私が気が付いた点を一つ。足捌きつまりステップワークがすり足で無い。しかもスタンスが狭いので、安定性に欠けてます。これは柔道を始める以前からの悪い癖です。ちょっと集中的に矯正しようと思います。

その日は負けたものの内容が前みたいな秒殺ではなく(笑)、欠点が直ってきたので、御馳走でした。
「負けたら畑のナスだけだあ!」と言ってましたが。

先生方に謝る事が一つ・・・見に来られた親戚に、
「今野新次郎さんってどんな人ですか」
「・・・すまん俺もよく知らないが・・・西尾の昔の柔道の偉い人だと思う・・・」
すいません、答えれませんでした。
西尾市で在住し、西尾市で柔道を習っているにも関わらず・・・早々調べて覚えます!

次は10月7日、第58回 西尾市市民体育大会だ。次ぎこそ勝つぞお!

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6 コメント

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Unknown (A)
2012-09-11 09:27:15
「体が小さい人間は、取られる前に投げる」

なるほど!!自分が組んだらすぐに投げるんですね!!知らなかった、できなかった・・・

今度、試してみよう!!

「お前!俺の事聞いてんのかあ!」
「聞いてるよお父さん。でも挨拶はしなきゃ駄目でしょ」
「・・・ううっ、その通り・・・」
オヤジ、言い負かされました。・・・さすが善〇君!!頭の回転が速い!!

善〇くん!ナスだけじゃなくてよかったね(笑)

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Unknown (Hys)
2012-09-11 11:54:05
惜しかったですね~
旗の数が1対2だったということは差はごくわずかで、どっちが勝ってもおかしくなかったということですから。

指導者の先生方にも課題を指摘してもらえて、今回も良い経験になったのではないでしょうか。
それに、欠点が直ってきたということで、着実に進歩しているようですね。
次の試合が楽しみですね!
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Unknown (かおぼん)
2012-09-11 21:13:45
試合お疲れ様でした。判定は悔しいですね。うちの息子にも「判定で負けてくるくらいなら、投げられて負けて来い」とよく言いました。「勝っても褒めてあげられない試合、負けても褒めてあげられる試合」がありますよね。
うちの息子は右利きですが柔道は左組みにさせています。将来的に逆技を使えるようにするためです。
しかし、元来不器用な息子は組み負けてしまうこともしばしば。しかし、そこで「いいところを持つ」ことに拘りすぎると今度は技をかけるどころか組み手すら十分に出来ません。
うちの先生の中には「いいところを持つことに拘らせず、まず捕まえてから取り直せばいい」とおっしゃる先生もいますよ。
私はたまに道場で、組み手を考えずにすばやく投げるため「相手と組んだら2秒以内に投げる連続投げ込み」をさせます。子供たちもテンションが上がり楽しそうですよ。理屈じゃなく体で投げることを覚えてもらうためです。
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Re:Aさん (T岡)
2012-09-13 01:39:16
前日のT先生のアドバイス通りに試合を進めていったおかげで、秒殺されずに済みました(笑)
はい。
「攻撃は防御なり」という言葉が、どんぴしゃの展開でした。
ナスは一日2本は食べております。ちょっと飽きてきました。
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Re:Hysさん (T岡)
2012-09-13 01:45:04
観戦と応援ありがとうございました。せっかく来ていただいたのに残念、申し訳ございません。
HysさんとこのYちゃんも柔道どうでしょうか?空手よりも女の子率は格段に高いですよ。うちの教室も、3人に一人は女の子。Yちゃんだったらカッコよくなるでしょうねえ。
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Re:かおぼん先生 (T岡)
2012-09-13 02:03:05
組手は難しいですね。
私も息子も運動神経があまりないので、組手争いはいつも後手後手になってしまいます。相手に主導権を取られる事がしばしば。
初心者の私の眼からでさえも、
「あっ、息子組負けてるな」と思った時に秒殺されました(笑)。
今年に入ってから試合に出場させていただくようになりましたが、今まで漫然と出ていたのが、最近ようやく「勝つために何をすべきか」という、戦術のタクティクスを考え始めてます。
亀のようにノロいかもしれませんが、ちょっとだけ精神面から進んでおります。
それが普段の練習に繋がってほしいです。
「相手と組んだら2秒以内に投げる連続投げ込み」を今度乱取りの時に(私も)試してみます。凄く攻撃的になりそう(笑)。
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