48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

親子で自転車で、愛知から伊勢志摩まで行ってみた その1

2012年08月17日 00時36分14秒 | 自転車
8月14日(火)、1泊2日のツーリングの初日。
この夏に計画していたもう一つのイベント、お盆に実家の伊勢志摩まで、息子(小6)と一緒に自転車で帰るという計画を実行しました!じゃーん!

計画段階での息子曰く
「伊勢湾一周って凄いなあ」
「あほ、フェリーを使うんや!」
という事で、西尾市の自宅から、衣浦海底トンネルを経て、知多半島の師崎まで行き、そこからフェリー。伊良湖まで行き、そこで鳥羽行きのフェリーの乗り換える(師崎・鳥羽間の直通は廃止になりました)。鳥羽から志摩市大王町まで再び自転車の、片道自転車80キロの旅である。
私の自転車は、KONAのシクロクロス改造車ですが、子供は嫁さんのアルミフレーム超軽量マウンテンバイクで行く事に。前日にサイズ調整と点検を全て済ませて、準備完了。バッチシ!
荷物はカッパと着替え何着かのみ。極力軽量化を図りました。はぐれた時の用心のために、子供には嫁さんの携帯を持たせる。走り方は先頭は子供で、歩道の無い時のために、車からのブロックを私が後方でします。車間距離は、5~10メートルで。
はたしてわしら柔道初心者馬鹿親子は、無事辿り着けるであろうか!



朝4時に起床し、前日の寿司の残り物を頬張り、4時45分に出る。幸い雨は降っていない。
今回のツーリングで一番気になったのが天気。予報だと50%とあるが、一時的に降るもんだと勝手に解釈していました。
出発して15分ほどでポツリポツリと雨が降ってきた。
「まあすぐにやむだろう」
とそのまま突っ走っていたが、40分後の海底トンネルを抜ける頃には、パラパラに変わってきた。子供は
「お父さんどうする?」
「雨を経験しておくといいよ。山に行ったらこういう経験はしょっちゅうだから。夏場の雨は問題ない」
子供は雨の中の野外活動をあまりした事が無いので、少し不安そうである。登山を本格的にしている方なら分かると思いますが、夏場の雨なら(雷を除けば)、装備をしっかりしていれば、雨はあまり脅威ではありません(ただし高所を除く)。私は子供にサバイバルとしての野外技術を教えたいので、雨が降ってくれてありがたいと思ってます。カッパの着かた・荷物の防水の仕方・パッキングの方法・体調の整え方・雨の中の走行の仕方など、教える事はいっぱいあります。
半田市内を抜け、武豊市内に入る頃に土砂降りになり、急遽パチンコ屋の軒先でカッパを着た。すさまじい雨で、首筋から容赦なく雨が流れ込んでくる。ただ気温が高いため、全く寒く無く、温度的にはちょうど良かった。道が川のようになり、水をかき分けていくのが、子供には嬉しいようだ。雨に関係なくガンガン飛ばしていく。
幸い武豊までを7時前までに通過した。朝早く出たのは、半田周辺の市内を、車の少ない7時までに通過したかったからです。雨は全然怖くありません、怖いのは自動車です。
国道247号は、河和辺りから海岸を走るのだが、雨で景色はあまり見えない。しかしいくらお盆のツーリングの時期だからって、こんな雨に走るのは、わしら親子だけだろうなあ。
8時頃に師崎手前4キロまで来た所で、雨が小降りになったので、コンビニにてお握りを買う。
師崎前のアップダウンを経て港に駆け込み、切符売り場へ。切符売り場の兄ちゃんが、ずぶ濡れのわしら親子を見て、呆れてました(笑)。往復切符を2枚買い、8時50分発のフェリーに乗り込む事に。乗船口前に行くと、小雨だった雨がバケツを引っくり返したような土砂降りになっていました。自転車を2輪待合の前に置き、土砂降りの中で待ってました。先ほど書きましたが、気温が高いので、全く寒くありません。返って雨が気持ち良かったので、土砂降りの中、子供と「わあぎゃあ、わあぎゃあ」と遊んでました(笑)。
隣には乗船待ちの車が7~8台いましたが、車の中から「こいつか馬鹿とちがうか」という目で見てましたね(笑)。その後雨をかき分けてバイクが3台、1台は多摩ナンバー、もう2台は静岡でした。ライダーは皆ずぶ濡れ。おおっ!仲間だ仲間だ!
いいか子供よ、「旅行」は誰でも出来るが、「旅」は努力しなくては出来ない。しかし「旅」のほうが得るものは多いぞ。
車より先に船内に入り、船室は・・・おおっ!クーラーが効いてて寒い!という訳で、甲板屋根下のベンチでカッパを脱ぎ、濡れたシャツを絞り、上からまたカッパを着こんだ。はああ、走ってるより船室のほうが寒いよ。
隣のバイクの兄ちゃん達も、シャツを絞ってた。ヘルメットを逆さにすると、溜まった雨がジャー(笑)。そんな光景を見て、ヒールを履いてでっかいピアスをしていた姉ちゃんは、完全に引いてた(笑)。あははは。
ここで雨の時の体温管理について、ひとくさり子供に教える。
「今回は気温が高いから、カッパを羽織るだけでいいが、いざとなったら新聞紙を体に巻きつけろ。パンツの中にも入れるんや」
「新聞は買うの?」
「そこのごみ箱にあるわあ」
「ひえええ!」
サバイバルは大変である。
子供はおにぎりを食べ、オヤジはビールを飲む。伊良湖に行く途中に雨は止んでしまった。ええっ?さっきまでの土砂降りは?35分で到着しました。
いの一番に下ろされ、伊良湖港湾施設の切符売り場に行き、鳥羽との往復切符を買い、鳥羽行き2輪待合に行く。鳥羽行きは、師崎・伊良湖間のフェリーの2倍の大きさで、車両の搭載台数も2倍の40台。結構でかかった。10時40分発の鳥羽行きに乗り込む。
で子供は甲板のベンチでゴロリと横になって寝てました。甲板を歩く観光客が、皆不思議そうな顔をして見てる。大した心臓だ。
1時間ほどで鳥羽に着き、さあいよいよ最後の走行40キロだ。かつて住んでいた事もあるので、志摩は細かい道までだいたいわかる。まずは志摩市磯部町までの峠越えである。近鉄沿いに7キロ山に入り、その後2キロの坂道。これがむちゃむちゃしんどかった。だが子供のほうが速かった・・・峠攻めで小学生に負けるとは・・・俺は何十年自転車ツーリングやってんだあ・・・。峠を越え、磯部町までの5キロを一気に下る。磯部からは普通は阿児町を経て、私の実家の大王町に行くのだが、磯部・阿児町間は、これまた交通量の多い2キロにわたるしんどい坂があるので、今回はパス。遠回りになるが、磯部大王自転車道を行くことにした。これが失敗だった。
大きな坂は無かったが、小さな坂は連続してあり、しかも自転車にとって天敵の道路の段差や継目がいっぱい。しかも場所によっては草がぼうぼうで、顔面を何度草ではたかれたか・・・。多分途中の設計や工事を、自転車の乗った事の無い人がやったんでしょうね。国道を行くより5キロも遠回りして大王町のお婆ちゃん家に到着。時間は3時過ぎでした。

この後親子で飯を食い、オヤジは不覚にも夜まで寝てしまった。が子供はお婆ちゃんと買い物に行き、親戚の家まで遊びに行き、帰ってから漫画を読み・・・お前体力ついたなあ。
「今までのように車で来るのと、今回のように自転車で来るのと、どっちが面白い?」
「自転車!」
明日は朝5時に出発して、愛知県まで帰らねばならない。水族館にも行かないし、スペイン村にも行かない。晩飯食って寝に来ただけである。が、楽しんでるみたいだ。オヤジは嬉しい。
明日は又とんでもない事が・・・これは次回!乞うご期待!

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2 コメント

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Unknown (Hys)
2012-08-17 17:11:34
お疲れ様でした。
この旅は、息子君にとっては良い夏の思い出になった同時に、お父さんからたくさんの事を学ぶことができた貴重な体験になったのではないでしょうか。
「とんでもない事」って復路で何かアクシデントでも?!
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Re:Hysさん (T岡)
2012-08-18 19:29:46
すいません、単なる煽り文句です。全て想定内のアクシデントでした(笑)。
近々後編をアップしますので、あまり面白くありませんが、・・・よろしくお願いします。
返信する

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